アニメ「ダンまち」5期はいつから放送？原作のどこからどこまで？

　アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（ダンまち）」は、迷宮都市オラリオとその地下にあるダンジョンを舞台に繰り広げられるファンタジー作品。大森藤ノ（おおもり ふじの）氏による同名の原作小説は、本編が19巻まで刊行されています。

　この記事では、アニメ5期となる「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかV」について、放送日や放送局、スタッフ、声優などを解説していきます。

アニメ「ダンまち」5期はいつから放送？放送局は？

　5期は2024年10月4日より毎週金曜24:30～にて放送中です。シリーズタイトルとして「豊穣の女神篇」の名が冠されています。放送局および各局の放送曜日は以下の通りです。

TOKYO MX…10月4日より毎週金曜24:30～
BS11…10月4日より毎週金曜24:30～
ABEMA…10月4日より毎週金曜24:30～
AT-X…10月7日より毎週月曜21:00～※リピート放送あり

5期が見られる配信サービスは？無料で視聴できる？

　アニメ「ダンまち」5期は、ABEMA（アベマ）、dアニメストア、Amazon Prime Video（アマプラ）、U-NEXTなど各種サービスにて配信されます。このうち最速の配信となるのはABEMAで、2024年10月3日から毎週木曜22:00〜にて配信中です。ABEMAでの配信は地上波よりも1日早くなっています。

無料で視聴可能？

　ABEMAでは毎週金曜24:30〜にて無料放送を実施しています。また放送後1週間は最新話が無料で見逃し配信されます。

アニメ「ダンまち」5期は原作のどこからどこまで？

　アニメ「ダンまち」4期第2クールは、原作小説14巻の最後までアニメ化されました。よって、5期でアニメ化されるのは、15巻からと考えられます。

　15巻は日常の様子が多く描かれる、いわゆる日常編です。16巻からシル・フローヴァやフレイヤ関係の内容が始まり、18巻まで展開が続きます。

　原作小説の内容から考えると、少なくとも、新しい展開がはじまる16巻以降までアニメ化される見込みが高いと思われます。また、17巻以降もストーリー展開が連続しているので、5期で18巻までアニメ化するかもしれません。

　過去シーズンでアニメ化した巻数は、1クールで1～5巻分と幅があります。4期では3巻分を2クールに分けてアニメ化したので、5期でも3～4巻分を2クールに分けてアニメ化する可能性があります。

1～4期でアニメ化されたのは原作の何巻？

　アニメ「ダンまち」1～4期でアニメ化された原作小説の巻数は以下の通りです。

1期 1～5巻
2期 6～8巻の途中
3期 9～11巻
4期第1クール 12巻～13巻
4期第2クール 14巻

　なお、8巻は一部しかアニメ化されておらず、未アニメ化部分は、ゲーム「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか～メモリア・フレーゼ～（ダンメモ）」内のエピソードにて語られています。

漫画「ダンまち」はどこまで進んでる？

　「ダンまち」は、「ヤングガンガン」（スクウェア・エニックス）にてコミカライズも連載中です。漫画版「ダンまち」は、これまで単行本が「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」1～10巻と、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」1～5巻の計15巻が刊行されています。

　最新刊の「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」の5巻は、アニメ2期の春姫編が終了したところからが掲載されています。

アニメ「ダンまち」1～4期のストーリーは？

　「ダンまち」5期を視聴するなら、1～4期を事前に視聴しておきたいところ。ここでは、1～4期それぞれのストーリーを簡単に解説していきます。

1期のストーリー

　迷宮都市オラリオにある広大な地下迷宮「ダンジョン」を探索する主人公のベル・クラネルは、突然現れた強力なモンスター・ミノタウロスを前に、絶体絶命のピンチに陥ります。しかし、そこに“剣姫（けんき）”の二つ名を持つ冒険者アイズ・ヴァレンシュタインが現れ、助けられました。

　ベルは何もできなかった自分を情けなく思うと同時に、アイズに一目惚れし、なんとか努力して近づこうと考えるようになります。その後、ベルは努力を続け、いろいろな人たちに助けられながら、徐々にダンジョンを攻略できる強さを手にしていきます。

2期のストーリー

　ベルとその仲間たちは、ダンジョンでの成果を祝い酒宴を開いていました。しかし、その平和もつかの間、街中にもさまざまな脅威が潜んでいたのです。

　ほかのファミリアや神々との衝突、一大歓楽街としてのオラリオを舞台としたストーリーなど、オラリオの街中を舞台に登場キャラクターたちによるさまざまな人間模様が描かれます。

3期のストーリー

　ベルはダンジョンで人間の言葉を介する竜女の見た目をしたモンスター「異端児（ゼノス）」と出会います。ウィーネという傷ついたゼノスを保護したベルは、ギルドからのミッションにより、彼女を本来いるべき場所である、ダンジョンの20階層まで送り届けることにしました。

　しかし、モンスターであるウィーネのあつかいを巡り、ほかのファミリアの冒険者たちと対立が起こります。さらに、冒険者とゼノスのあいだでも、なにかと衝突が起こるように……。人とモンスター、異なる種族のあいだに立たされたベルの苦悩や葛藤などが描かれます。

4期のストーリー

　4期第1クール「新章 迷宮篇」では、多くの死地をくぐり抜け、さらなるランクアップを遂げたベルのもとに、ギルドから一通の書状が届くところから始まります。そこに書かれていたのは、ダンジョン未到達階層への遠征任務でした。ウィーネの存在を介してゼノスに触れたベルは、ゼノスと共存する道を見つけるために、ダンジョンのさらに深くへと挑みます。

　4期第2クール「深章 厄災篇」では、ベルとリューが、強敵・ジャガーノートとの戦いの最中、すべての冒険者が恐れるダンジョンの深淵「深層」に落ちてしまいます。2人はすでに満身創痍なうえ、味方と分断されて絶体絶命の状況に陥ります。

　一方、2人が不在のパーティも、双頭の巨竜アンフィス・バエナと遭遇。ダンジョンの脅威に襲われる冒険者たちは、無事ダンジョンから脱出できるのでしょうか……。

アニメ「ダンまち」5期の声優・スタッフは？

　アニメ「ダンまち」5期のスタッフおよびキャストは以下の通りです。スタッフについては、監督やシリーズ構成、キャラデザ、制作会社といった面々は4期第2クールから続投となっています。キャストについても、前シリーズから引き続き同じ声優陣がクレジットされています。

【スタッフ】

原作：大森藤ノ（ＧＡ文庫／SBクリエイティブ刊）
キャラクター原案：ヤスダスズヒト
監督：橘 秀樹
シリーズ構成：大森藤ノ／白根秀樹
キャラクターデザイン：木本茂樹
美術監督：小林悠喜
美術設定：鈴木 朗／金 廷連
色彩設計：安藤智美
撮影監督：福世晋吾
編集：坪根健太郎（REAL-T）
音響監督：明田川 仁
音楽：井内啓二
オープニングテーマ：GRe4N BOYZ 「少年」
エンディングテーマ：sajou no hana 「ハイドレート」
プロデュース：EGG FIRM
アニメーション制作：J.C.STAFF
製作：ダンまち5製作委員会

【キャスト】

ベル・クラネル：松岡禎丞
ヘスティア：水瀬いのり
シル・フローヴァ：石上静香
リリルカ・アーデ：内田真礼
ヴェルフ・クロッゾ：細谷佳正
ヤマト・命：赤﨑千夏
サンジョウノ・春姫：千菅春香
リュー・リオン：早見沙織
フレイヤ：日笠陽子
オッタル：小柳良寛
アレン・フローメル：八代 拓
ヘディン・セルランド：島崎信長
ヘグニ・ラグナール：小林裕介
ガリバー兄弟：市川太一
ヘルン：白石晴香

アニメ「ダンまち」5期のOP・EDは？

　アニメ「ダンまち」5期のオープニングテーマはGRe4N BOYZの「少年」、エンディングテーマはsajou no hanaの「ハイドレート」です。

　1～4期では同じアーティストがOP・EDを複数回担当しており、sajou no hanaもこれまでに複数回起用されています。

【1～4期のOP・ED主題歌】

1期OP 「Hey World」／井口裕香
1期ED 「RIGHT LIGHT RISE」／分島花音
2期OP 「HELLO to DREAM」／井口裕香
2期ED 「ささやかな祝祭」／sora tob sakana
3期OP 「over and over」／井口裕香
3期ED 「Evergreen」／sajou no hana
4期1クールOP 「天灯」／sajou no hana
4期1クールED 「Guide」／早見沙織
4期2クールOP 「視紅」／早見沙織
4期2クールED 「切り傷」／sajou no hana

　過去シリーズでは井口裕香さん、早見沙織さん、sajou no hanaの3アーティストが多く担当していることがわかります。

　早見さんは、人気キャラクターのリュー・シオンの声も担当しています。リューは16巻以降も登場し、18巻では重要なシーンも存在します。そのため、5期でスポットライトが当たるかもしれません。

まとめ

　アニメ「ダンまち」5期は2024年10月4日より毎週金曜24:30～にて放送中です。シリーズタイトルとして「豊穣の女神篇」の名が冠されています。

　また各種サービスでのネット配信も実施。最速の配信となるのはABEMAで、2024年10月3日から毎週木曜22:00〜にて配信中です。ABEMAでの配信は地上波よりも1日早くなっています。

　2015年の1期アニメ化から、映画やOVA、ゲームなども制作される一大コンテンツとなり、今回も期待が膨らむところです。

(C)大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち5製作委員会
(C)大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち製作委員会
(C)大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち2製作委員会
(C)大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち3製作委員会
(C)大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち4製作委員会
(C)大森藤ノ・SBクリエイティブ/劇場版ダンまち製作委員会
(c)大森藤ノ・SBクリエイティブ/ソード・オラトリア製作委員会