水泳の世界選手権(ブタペスト)初日が6月18日に行われた。大会最注目選手として名が挙がるのが、東京オリンピックで5つの金メダルを獲得したアメリカのドレセル。100メートルバタフライでは史上初めて50秒の壁を破る49分45秒という驚異の世界記録を樹立した。オリンピックの翌年になった今回の世界選手権で、どんな泳ぎを見せるのか。その泳ぎを紹介する番組中、ドレセルがInstagramで公開した動画に、出演者たちが度肝を抜かれることになった。
ドレセルは東京オリンピックで50メートル自由形・100メートル自由形・100メートルバタフライ・400メートルフリーリレー・400メートルメドレーリレーで5冠を達成。過去の世界大会では、これを超える7冠を達成したこともある。191センチの長身から生み出されるダイナミックな泳ぎは、これまでも出てきた伝説的なスイマーに匹敵する活躍を生んでいる。
中継番組でオリンピック金メダリストの萩野公介さんが紹介したのは、ドレセルのある動画だ。助走をつけてプールサイドから勢いよく飛び込むと、その跳躍力によって5メートルロープを超えるところまでダイブ。萩野さんからABEMAでゲスト出演していたサッカー元日本代表の松木安太郎氏に「できますか?」と振られると、松木氏は即座に「すごいね!できるわけないですよ!」と爆笑。見た目通りのロケットスタートを各レースの決勝で決めれば、再び世界を驚かせる世界記録が誕生するかもしれない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)