今夏の電力ひっ迫に備え“大ベテラン”の火力発電所を再稼働へ 揚水発電が“切り札”も「建設にどれだけ費用がかかるか」 倍速ニュース 2022/06/23 18:20 拡大する 老朽化で停止していた千葉県・市原市にある姉崎火力発電所が、来月の再稼働を前に公開された。この夏の電力需要のひっ迫に備える。【映像】老朽化で停止の姉崎火力発電所を公開、揚水発電所の内部 東京電力と中部電力の合弁会社「JERA」は、老朽化などで停止していた姉崎火力発電所5号機を、7月1日から8月31日まで再稼働する。これによって、最大で一般家庭170万世帯分の電力を供給できる。 政府は、7月が猛暑となる場合、供給の余力を示す予備率が東京・中部・東北エリアで3.1%と、過去5年間で最も厳しくなると予測している。姉崎と愛知県の知多火力発電所の再稼働によって、供給予備率は4%程度に改善する見通しだ。 続きを読む