この記事の写真をみる(3枚)

 シンガーソングライターの杉浦貴之さんは、22年前、28歳のときに肝臓の希少がんを患い、余命は「早くて半年、2年後の生存率0%」と告げられたという。そんな杉浦さんのブログ「2年生存率0%を生き抜いて」は、発病当時の様子を振り返る形でつづられている。

【動画】がん罹患で感じた生きづらさ…病気と共生するために必要なこと

■ほぼ間違いなく悪性腫瘍と診断

 ブログで22年前を振り返り「『実は良性だった』そんな言葉が出ないかと、検査を受けるたびに期待していました」とつづった。しかし、手術前最後の血管造影検査の結果「ほぼ間違いなく、悪性腫瘍」と診断されたことを明らかにし「もう覚悟するしかありませんでした」とコメントしている。

拡大する

■手術は成功するも痛みに襲われ

 1999年10月14日のことを振り返ったブログで「手術は無事に成功」したことをつづり「左腎臓全摘、リンパ節郭清手術でした」と明かした。続けて「手術で麻酔が効いたまま逝けたら…見守る両親を前に、そう一瞬でも考えてしまった自分を恥じました」とコメント。その後、強い痛みに襲われ「ナースコールのボタンをゲーム機のように連打し、麻酔の注射を懇願」したことを明かし「これも生きている証かぁ…」と実感した様子をつづっている。

拡大する
この記事の画像一覧
「人目を気にして戦々恐々」がん罹患で感じた生きづらさ
「人目を気にして戦々恐々」がん罹患で感じた生きづらさ
杉浦貴之『【看護実習生は女神だった】がん発覚~入院生活⑥』
杉浦貴之『【看護実習生は女神だった】がん発覚~入院生活⑥』
杉浦貴之オフィシャルブログ「2年生存率0%を生き抜いて~28歳で希少がん/泣き笑いの生還記録~」Powered by Ameba
パニック障害を乗り越え気象予報士に。小林正寿が本当に伝えたいこと - Ameba News [アメーバニュース]
パニック障害を乗り越え気象予報士に。小林正寿が本当に伝えたいこと - Ameba News [アメーバニュース]
Ameba News [アメーバニュース]
この記事の写真をみる(3枚)