6月19日に行われた『THE MATCH 2022』で、那須川天心選手(23)に判定負けを喫したK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の武尊選手(30)が27日、都内で記者会見を開き、無期限休養することを発表した。
「この十数年プロでやってきて、僕のファイトスタイル的にも体を酷使する戦い方をしてきたし、公表していない部分でも、色々ケガに悩まされた部分もあって。それも含めて今回、一回、格闘家として歩みをストップさせてもらって一回、休養させて頂こうかなと思っていて」
また、“分離すべり症”という腰の故障があったそうで「一時期、普通に運動も出来なくなったり、寝ることも出来ないくらい痛みとか下半身のしびれとか、力が入りにくくなったりする麻痺状態になったりしてました」と明かした。
さらに、数年前から精神科にも通院し、パニック障害とうつ病を診断されていたという武尊選手。
「知らず知らずのうちに、自分の心が壊れていっているのを感じていて、今回の試合前にちょっと体調が悪くなった時期があった。そのときに今の格闘家としての人生だけじゃなくて、これからの人生を考えた時にまずは一旦これを直さないと、この後の人生が壊れてしまうなと思った。なので、このタイミングで1回そういう部分も、全部しっかり心と体を治せるように休養させてもらって、必ず復活したいと思うので、その戦いをみんなで応援してくれたらうれしいなと思います」
そして今回、那須川選手に敗れたことで決心したことがあるという。
「今回の試合もK-1の代表として戦っていたつもりだったので、そのK-1の代表として負けてしまったということは、僕はもうK-1を背負う資格はないなと思っているので、けじめとしてこのベルトは返上させてもらって、次の世代にバトンタッチしたいなと思っています」
武尊選手は会見後、自身のInstagramを更新。会見を見たファンに向けて感謝の言葉をつづり、「こういう決断が出来たのも 試合の後にたくさんの人達から頂いた言葉のお陰です。新しい目標もあるのでこの期間に前向きな気持ちで 自分自身と向き合って病気や怪我を治して また必ず元気な姿でみんなの前に戻ってきます」と改めて、今後の決意をコメントした。
会見終了後、武尊選手が兄と慕う、人気ロックバンドONE OK ROCKのTaka(34)がInstagramを更新。モデルのローラ(32)や武尊選手と撮影した写真と共に、「武尊お疲れ様」と労いの言葉を送った。
この投稿に武尊選手はInstagramのストーリーズで「試合終わってからの数日も側にいてくれて、一緒にいると心が元気になる大好きな2人です。感謝!」と、Takaとローラに向けてコメントしている。(『ABEMA NEWS』より)
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