香川照之、スタッフの名前は似顔絵を描いて暗記 「自分自身が若い頃に名前を呼んでもらえなかったので」
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 俳優の香川照之(56)が29日、 テレビ朝日本社で行われた『六本木クラス』(テレビ朝日系)制作発表記者会見に竹内涼真(29)、新木優子(28)、平手友梨奈(21)とともに出席。香川の真面目な一面が明らかになった。

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 絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓って、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく仲間と共に立ち向かっていく姿を描いた韓国ドラマ『梨泰院クラス』(Netflix)を、日韓共同プロジェクトとしてリメイクした同作。香川は、主人公の新(竹内涼真)と敵対する長屋ホールディングス会長で創業者の長屋茂を演じる。

香川照之、スタッフの名前は似顔絵を描いて暗記 「自分自身が若い頃に名前を呼んでもらえなかったので」
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 イベントではスタッフからのタレコミ情報のコーナーが。香川についても寄せられ、それは「香川さんはほとんどの現場スタッフの名前を覚えていて、一人一人名前で呼んでくれる」というものだった。

 香川はその真偽について聞かれると「自分自身が若い頃に名前を呼んでもらえなかったということがあるので、意識して覚えています」と認め、その上でコロナ禍ゆえの苦労を吐露。

「テレ朝の連続ドラマは初めてなんですけど、今の時期はみんなマスクをしているので覚えられない。『マスク取っていただけませんか?』とも言いにくいし、忸怩たる思いです。顔合わせの時に、スタッフ表の名前の横に似顔絵を描いて覚えていたんですけど、今はマスクをしているのでそれが難しい」(香川)

 スタッフへの敬意を忘れない香川の姿勢に、会場では感嘆の声が上がっていた。

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写真:野原誠治
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