プール入水直後に爆速で回収される「赤ちゃんビーバー」がTwitter上で話題となっている。
話題を集めているのは、はなまるかけだしうどん(@kakedashiudon)さんが「プールに泳ぎに行ったのにすぐ回収されてしまうビーバーの赤ちゃん」とコメントを添えて投稿したプールに入ったビーバーの赤ちゃんが親ビーバーに一瞬で連れ戻される動画。親ビーバーは、顎と前足で赤ちゃんを抱え込むと、ゆっくりとした足取りで巣に帰っていた。
このツイートを見た人からは「爆速で回収された…」「『まだダメって言ったでしょ?』なんて声が聞こえてきそう」「そうやって運ぶんだ!?」「なんで~~!!?ww」など、様々な反響が寄せられ、投稿には12万件を超える“いいね”が押されている。(※数字は6月30日16時データ)。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』は、投稿者のはなまるかけだしうどんさんを取材。ビーバーについて「ビーバーの赤ちゃんたちは皆とても活発で、ときには全員揃ってプールに入ろうとするシーンもありました。何も考えず投稿してしまったためここまで拡散されて嬉しさ半分、恥ずかしさ半分といった感情です。また、他の方が私のリプ欄で遊亀公園附属動物園の実施しているクラウドファンディングを拡散してくださり、図らずも私の動画がきっかけで支援の輪が広がったことを嬉しく思います」と話してくれた。
また、『ABEMAヒルズ』は、ビーバーのいる「甲府市遊亀公園附属動物園」にも取材。回収された赤ちゃんビーバーについて「5月20日生まれで現在性別不明(生後4カ月以降に判別します)。体重測定などではおっとりとした様子です。赤ちゃんを回収したのは「お父さんビーバーのナツ君」で、当園でも過去に5年連続で赤ちゃんビーバーが生まれたのですが、そのたびにこの行動は見られていたので、ビーバーにとってはよくある行動です」と説明した。
さらに、ビーバーの生態について「野生のビーバーはダムの中州に安全な巣を作ります。巣から出ると外敵に襲われるリスクが高くなるため、子どもたちが巣から出ると両親は安全な巣に連れ戻します。動物園では外敵はいませんが、本能的に安全な巣に戻す行動を取っているのだと思います。今しか見られない可愛らしい親子のふれあいなので、お見逃しないようぜひご覧ください」と教えてくれた。(『ABEMAヒルズ』より)
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