マッコイ斎藤が語る、映像ディレクターとしての矜持…恵比寿マスカッツにも「徹底的に嫌われようと思ってた」
『おねマス』配信中 »

 恵比寿マスカッツ出演の伝説の深夜バラエティ『おねマス』シリーズがABEMAで期間限定復活。『おねうち!!!マスカット ~女の本性むき出し編~』と題し配信がスタートした。

【動画】おねうち!!!マスカット ~女の本性むき出し編~

 ABEMA TIMESでは、マスカッツ総監督であるマッコイ斎藤、OGで初代リーダーの蒼井そらに取材を実施。話の中で、番組作りにおいて意識していたことについて聞くと、マッコイの映像ディレクターとしての矜持が明かされた。

マッコイ「出演者に好かれようとすると、気持ち悪い番組になってしまう」

――マッコイさんが、総監督・映像ディレクターとしてメンバーに接する上で大切にしていることは何でしょうか?

マッコイ:とにかく僕らが大切にしなくちゃいけないのは、メンバーの機嫌とかではなく、“映像として面白いものを作る”という信念です。蒼井をはじめとした初代メンバーも、マスカッツの番組に対し明らかにやる気のなかった子もいたけれど、僕はそこでメンバーの顔色を伺って、態度を軟化させる気なんてさらさらなかった。番組作りでとにかく怖いのは、俺のような番組を仕上げていく立場の奴がブレてしまうことです。言い換えると、マスカッツメンバーに好かれようしたら絶対にダメ。

――なるほど。

マッコイ:俺は徹底的に嫌われようと思ってましたから。でもそれはほかの番組でも一緒。これは個人的な感想ですけど、ディレクターが出演者に好かれようとすると、途端に気持ち悪い番組になってしまうんです。

 別に俺は出演者に好かれたくてこの仕事をしているわけではないし、“面白いものを作りたい”という思いで仕事をしていますから。出演者の顔色を窺って、優しい企画を用意しようなんて1回も思ったことはないんです。でも面白い映像を撮り続ければ、マスカッツメンバーも“いつかは気付くだろう”とは考えていました。

――そういうものの結果の積み重ねで、今日の蒼井さんとの関係性があるわけですね。

マッコイ:じゃなかったら、蒼井は今回のように俺と2ショットでインタビューなんて受けてないですよ!

――そんなにも(笑)。

蒼井:でも、うん。そうですね〜(笑)。

マッコイ:多少なりとも“面白くしてもらったな”とか“良い方向に導いてくれたな”などの思いがあるから、こうして初代が未だに番組に参加してくれるんだと思いますよ。

蒼井:でも本当に“マッコイさんのためなら”というのはあります。

マッコイ斎藤が語る、映像ディレクターとしての矜持…恵比寿マスカッツにも「徹底的に嫌われようと思ってた」

蒼井「マッコイさんにそう言われるのも少し寂しい」

――今回は『女の本性むき出し編』というサブタイトルが付けられていますが、このように銘打ったのはどういう狙いがあったのでしょうか?

マッコイ:これはABEMAさんがテーマを付けてくれたんですけど、マスカッツに合っている内容だと思ったし、そもそもバラエティユニットから始まったグループですので、こういうサブタイトルがあることで、原点を忘れないようにできている気がします。もともと、御行儀の悪い奴らの集まりですからね(笑)。平成の良き作り手たちのハートを上手く活かしてくださる内容だと思いましたよ。お陰でマスカッツの現場は今でも芸人さんに「よくやってるよな〜」って言われます。

番組スタッフ:ちなみにですが、数多の番組に出演されているおぎやはぎさんも、『おねマス』シリーズを「日本で一番、過酷な現場」と仰ってます。

マッコイ:そりゃ過酷でしょうね(笑)。

蒼井:だから私はマスカッツ時代に戻りたくないんですよ(笑)。

一同:(爆笑)

マッコイ:だって、例えば普段はセクシー女優をしているメンバーだったら、自分の現場に行けばそりゃ大事に扱われるわけでしょう。そこにも彼女たちのプライドがあるだろうし。だけど、マスカッツはマスカッツ流の仕事の仕方がありますから。それに馴染むのは簡単じゃないだろうけど、簡単なことばかりしていたら絶対に成功なんて出来ませんし、人気者ばかり集めただけでは売れないんですよ。だから僕は彼女たちに対し手を抜かないんです。

蒼井:でも私から見ると、たとえば今日の収録なんかでもよく出来てると思いましたね。私たち初代メンバーの活動期間が5年間なのに対して、2代目の子たちはもう7年もやっていて、年数的にも私たちのことは超えてしまっているんでというのもあるでしょうけど。

――その点については、マッコイさんはどうお考えですか?

マッコイ:もちろん、今の子たちも鍛えましたから、十分出来るメンバーが揃っていると思いますよ。でも、やっぱり初代が来ることで、2代目が“ピリつく”という良い作用があるんですよね。バラエティの現場って緊張感があればあるほど、良いんです。

 おぎやはぎの矢作(兼)さんが昔、いいことを言ってました。「緊張感のある現場って辛いけど、そこで揉まれれば揉まれるほど、気づいた時にいい体になっている。甘やかされているとブクブクに肥えるだけ」って筋トレに喩えていましたけど、本当にその通りだなって。

――そういう話を聞くと蒼井さんの「マスカッツ時代に戻りたくない」という言葉の深さが理解できる部分があるというか(笑)。

マッコイ:そりゃ戻りたくないでしょうねぇ。だって、蒼井は戻る必要もないですし(笑)。

蒼井:羨ましいと思う部分もあるんですよ。でも「また飛び込めるか?」って聞かれれば、「すみません、NGで……」ってなっちゃうんですけど……(笑)。

マッコイ:もうお母さんですしね。俺だって蒼井に対し「馬鹿野郎、ヤレよ!」なんてもう言えませんよ。

蒼井:あははは(笑)。マッコイさんにそう言われるのも少し寂しいですけどね。

マッコイ斎藤が語る、映像ディレクターとしての矜持…恵比寿マスカッツにも「徹底的に嫌われようと思ってた」

 時に“無茶振り”とも言えるような指示出しを行い、“鬼才演出家”としても知られるマッコイ斎藤。演者との距離感を大切にしているからこそ、徹底的に過激な番組作りが行えるようだ。

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