ナスDが無人島ロケを行う上でのこだわりを明かした。その上で現在放送されている“1人ぼっちの無人島生活”は21年越しの悲願だという。
【動画】ナスD、『無人島0円生活』でのこだわりぬいた撮影の裏側を明かす
現在『ナスDの大冒険TV』では「ナスDの1人ぼっちの無人島0円生活」と題した企画が放送中。無人島生活のロケ地は、鹿児島県南さつま市の野間岬から西へおよそ70kmほどの沖合にある群島。その辺りは高級魚・珍しい魚が獲れるそうで、4種類の魚を揃えて食べ切ったら、この無人島生活は終わりを迎えるという。今までなら撮影クルーもロケに帯同していたが、ナスDは“無人島生活”と銘打っているのに、スタッフが滞在している状況が引っかっていたそう。そこで8台のカメラを持っていき、完全に1人きりでロケを敢行することとなった。
無人島生活2日目、ナスDは“1人ぼっち”にこだわりロケを行う理由を語り始めた。
そもそもナスDは『無人島0円生活』という企画に長らく携わっているが、以前、取材を受けた際に「番組の制作スタッフみんなで考えているのは、なるべくロケの準備をしっかりして、面白くなる環境を作って、あとは演者さんに任せようというスタイルなんです」と語っていた。つまり、固定カメラを多用することで、演者はカメラやスタッフを意識せずに無人島生活を送れる環境を作るということだ。
例えば、よゐこ(濱口優・有野晋哉)が無人島生活を送る前にはこんな工夫をしていたという。
「よゐこが入った時に、僕らスタッフがいたら無人島ではないじゃないですか。だから、スタッフはベースキャンプをよゐこが来ないであろう、裏側に作って、よゐこが本当に2人だけで生活している感を出すことをしていたんです。本当にベストなのは、無人島に100個ぐらいカメラをつけて、僕らは船で収録を見守りたいくらいなんです」。
その上で、今回の1人ぼっちの無人島生活に挑んでいるわけだ。ナスDは「ようやく今、その思いが現実となっています。あれから21年経ってこのシステムにたどり着きました。ただ、REC押しミスはスゴいですけどね」と語った。
(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)