余ったコスメを「子どもが喜ぶアイテム」に!美容業界に長年携わってきた女性が始めた“化粧品回収プロジェクト”
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 リップやアイシャドウ。新作が出るとついつい買ってしまったり、まだ使えるかも!と思ってなかなか捨てられなかったり…家族やパートナーなど、周りにそんな人はいないだろうか?そんな“余ってしまったコスメ”を子どもたちが喜ぶアイテムに生まれ変わらせる取り組みが都内で行われている。

【映像】美容業界で働く女性が開発!捨てるはずだったカラーコスメが「クレヨン」に!

 使い切れなかったリップやアイシャドウ、カラーコスメを回収。そして、その役目を終えた化粧品が変身したのは、なんと「クレヨン」だ。

 この廃棄コスメの問題に取り組む「COSME no IPPO」は、代表の大澤美保さんが去年からスタートした。

余ったコスメを「子どもが喜ぶアイテム」に!美容業界に長年携わってきた女性が始めた“化粧品回収プロジェクト”
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 取り組みのきっかけになったのは、美容業界に長年携わっている大澤さんだからこその「気づき」だったという。

大澤さん「ヘアメイクさん、ライターさん、皆さん、口をそろえて『シーズンごとにコスメの棚を変えていくのが大変』と仰っていたので、私がお付き合いしている美容業界の方々がそういった課題を克服できる方法はないかなという風に思ったのがきっかけです」

「罪悪感を持って捨てるのではなく、ワクワクするものに価値を変換することで生まれ変わっているということにすごく興味を持って下さる方が多いですし、それが子どもたちも使ってくれる『クレヨン』という形なので、次世代への考えるきっかけだったりギフトになるということにも興味を持ってくれる人が多い印象を感じています」

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 コスメクレヨンを実際に使った子どもたちは「楽しかったです。捨てるよりもこうやって使える方が自分も嬉しいし、みんなも楽しいと思う」「化粧品からクレヨンができるなんて思ってもみなかったので、本当にECOだなと思いました」など好評だったという。

 松屋銀座によると、15日間の回収で約1500個のカラーコスメが集まったという。この好評を受けて10月にまた開催されることが決まったそうだ。

 また、常時「COSME no IPPO」のInstagramでもコスメの回収を受け付けているとのことだ。(『ABEMA Morning』より)

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