世界各地で“異例の暑さ”が続いている。中国では、暑さで街路樹から出火。北極圏のグリーンランドでは、人々が半袖・半ズボンで遊ぶという驚きの光景が広がっていた。
厳しい暑さが続く、東京都心。東京都監察医務院によると、東京23区内で、今年に入ってから先週土曜日までに熱中症の疑いで死亡した人は102人となった。熱中症の疑いがある死亡者が100人を超えるのは2年ぶりだ。
異例の猛暑となっているのは、日本だけではない。中国・四川省の宜賓では15日、最高気温が43.4度に達した。長江のほとりは遊泳禁止となっているが、この暑さで多くの市民が水遊びを楽しんでいる。
また浙江省杭州では11日、暑さで街路樹から出火し、消防が対応に追われる事態が発生した。放水しても火が消えなかったため、木の穴があいている部分から水を注ぎ込み、ようやく鎮火したという。
さらに、北極圏のグリーンランドでも異変が起きていた。
CNN特派員「きょうは氷が解ける温度に達しています。雪玉を作ることができます」
北東部の調査地では、通常より気温が10度近く高い日もあり、半袖姿でバレーボールを楽しむ人の姿もあった。異常な高温が続いた影響で、1日あたり約60億トンの氷が解けだしている。(『ABEMAヒルズ』より)
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