ゲーム三昧で妻に家を追い出されたダメ男・健(二宮和也)と記憶をなくした迷子のロボット・タングが人生の宝物を見つける感動の冒険ファンタジーを描いた映画『TANG タング』が8月11日(木・祝)公開。その公開直前イベントがロボットと人間の交流を研究する日本大学文理学部・情報学科の現役大学生を迎えて行われ、二宮和也、満島ひかり、三木孝浩監督が登壇した。

 劇中でポンコツロボットのタングと友情を育み、距離が近づくシーンを演じている二宮は「タングと向き合うシーンは、自由にやらせてもらいました。健が意外とタングに寄り添っていたことが分かるシーン。健がタングに『疲れちゃったね』という言葉は自分がかけたかった言葉なので台詞を足させてもらいました」と、心温まるシーンの裏話を明かした。

 その二宮の演技を間近で見ていた三木監督は「何も反応がなく、シーンによってはタングが居ないこともあるんですよ。それなのに、何にもないところでよくこれほどまでのお芝居出来たなって思いました。とにかくお二人のお芝居が素晴らしかったです」と絶賛。

 満島も「私もロボットじゃなくても、人ではない机であったり、ぬいぐるみとか自分の好きな物、感情がない物への愛情は持っていたので、そういう意味で言うとロボットとの友情にも可能性はあるなと思いました。でも愛してしまったら切ないだろうなとか、恋とか始まったらすごく切なそうとかを映画を観て感じましたね」と、ロボットと人間の交流についてコメントした。

 イベントでは、劇中に出てくる“きっと大丈夫”という言葉にちなみ、勉強や将来について悩める学生たちから寄せられたお悩みに、二宮と満島、三木監督から「きっと大丈夫!」とエールをおくる相談コーナーも開催。

 1つ目の質問は「不安と緊張の克服の仕方について」。これに対して二宮は「僕たちも緊張はしています。でも“緊張”と“緊張感”は別物だと思いっているので。緊張しちゃうと緊張のせいに出来ちゃいますよね?でも“緊張感”を持っていると何が足りていないとか、僕の場合は見えてくるものがあるので良いと思います」と二宮流の解決法を伝授し、「きっと大丈夫」の言葉を最後に添え、会場が盛り上がる一幕も。

 2つ目の質問は「就職活動のエントリーシートのPRポイントの書き方について」。これには三木監督が「“自分を愛してあげること”です。これはこの映画のテーマでもあるんですけど、客観的に自分を見てみると自分の好きなことが見えてくることもあるので、それを頑張って書いてあげれば伝わると思いますよ。きっと大丈夫!」とアドバイス。

 3つ目の質問は「ゼミの後輩を好きになってしまいました。上手くいくように応援して欲しい」というまさかのリクエスト。これに満島は「恋とか良いなぁ。素敵ですね。人を好きになっているあなたが素敵だと思います。きっと大丈夫!」との回答に場内からも拍手がおこった。

 そして、4つ目の質問は「将来を決める上で大切なことは?」。三木監督は「なりたいものが見つからなかったりすると動けなくなることがあると思うんですけど、動けばどこかしら道を間違っていても前進していると思います。それよりも動かないで、何もしないことが勿体ない。動いていった先でやりたいことに気付けたりすることもあるので、とにかく興味があることに向かって動くことが大事なのかなと思います」とアドバイス。

 二宮は「学生時代はジャニーズJr.で、その時代はみんな横並びで一所懸命に頑張っていました。そして、デビューしてからその横並びの人たちが縦に並んでいることに気付いて、自分がその何番目にいるのが分かるようになりました。自分のいやすい順番を捉えておくこと(が大切)。僕はデビューして自分の居易い場所を見つけてから、ここで出来ることは何なのか、やりたいことが見えてきました。みんなは会社に入ってから見えてくると思うんだけど、そこからでも(決めるのは)遅くはない。そこに入ってみてダメだったら辞めちゃって次のステップに進んでいいと思うから頑張れ!きっと大丈夫!」とエールをおくった。

 5つ目の質問は「分野の違いから意見が分かれた時はどのように対処したら良いのか」。これに二宮は「強い方に媚びを売ります(笑)」と即答し、会場から大きな笑いが。続けて「そうすると自分の中で過ごしやすい環境が作れます。分野のスペシャリストだからこそ意見が割れるので、その環境にいるのが有難いですよね。意見を求められたら強い方になびきますね」と、しっかりとオチをつけながらもアドバイスをおくった。

 また、三木監督も「監督という立場は意見が違う所を判断しなければいけない。でもそれは良いものを作ろうとして意見が分かれるのであって、それぞれにリスペクトと感謝をすることを忘れなければ関係性は悪くならないので大丈夫です」と自信の経験談からエール。

 イベントの最後に二宮は「ドラえもんって、のび太がいるからドラえもんで。のび太が主役なのにタイトルが『ドラえもん』。本当はのび太が主役なのにっていつも思っていました(笑)。そして、本作では主役は健なのにタイトルが『TANG タング』なんだって思って…(笑)。それでも悔しがらないで誰かの支えになれるように皆さん頑張ってください。皆さんの人生の中の一つの作品に残れば嬉しいです」とメッセージを伝え、会場の学生たちと記念にセルフィーを撮り特別講座は感動の渦に包まれながら終了した。

(c)2015 DI (c)2022映画「TANG」製作委員会 

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