大久保佳代子「ついにこの時が来たか」トンツカタン森本「えっ、もう?」マスカッツメンバー全員卒業を受け心境告白…第2世代の魅力は「粗雑な感じ」
『おねマス』配信中
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 恵比寿マスカッツ出演の伝説の深夜バラエティ『おねマス』シリーズがABEMAで期間限定復活。『おねうち!!!マスカット ~女の本性むき出し編~』と題し配信された。

【動画】おねうち!!!マスカット ~女の本性むき出し編~

 ABEMA TIMESでは最終回収録後に、番組MCを務めた大久保佳代子オアシズ)と森本晋太郎(トンツカタン)を直撃。放送期間中に恵比寿マスカッツはメンバー全員が卒業することを発表したが、それに際しての率直な思いなどを語ってもらった。

大久保「パッと見渡すともうみんな老けてきている」森本「“ここまでやるんだ”と驚きました」

――大久保さんは、恵比寿マスカッツの初代メンバー時代から長らくグループを見守ってきています。まず第2世代の全員卒業を受けて、率直に何を思いましたか?

大久保:話を聞いた時は「ついにこの時が来たか」という感じでしたね。ずっとやり続けるとは思っていなかったんですけど、やっぱりどこか寂しい気持ちがありました。でもここ最近、番組の収録でも「かわいい甲子園」や「ドッキリ」など、どんな企画でもメンバーそれぞれのキャラクターがちゃんと立っていて、みんながそれに絡んで、そして弄ってという流れが出来上がっていたと思うんですよ。なので正直、ちょっともったいないという気持ちもあります。

――グループが成熟していると感じた?

大久保:そうですね。でも、パッと見渡すともうみんな老けてきているのでね。

森本:ん? ん?

大久保:フレッシュさがなくなっているのは確かなんですよ(笑)。それぞれこの先の人生を考えることもあると思うので、一旦これで終わってもいいのかなという気持ちもありつつ。でも、ここ何回の収録で“この子たちこんなに出来るようになったんだ…!”って感じたのは事実です。

――森本さんは、番組第1回におぎやはぎさんが卒業したことを受けて参加することとなりました。

森本:そうですね。だから「えっ? もう卒業?」という感じです。

――関わっている期間が短いですもんね(笑)。

森本:本当に少し前から参加したので、“もう卒業なの?”って感じです。けれど、この番組では、ほかではなかなか経験できないようなことをたくさんさせてもらったので、濃密な時間を過ごさせてもらったなと感じています。

――マッコイ斎藤さんに取材した際、マスカッツメンバーについて「彼女たちは芸人さんでもないのに、現場で僕らに無茶振りされて、とことん追い込まれる」と話されてました。収録現場ではそんな姿を目の当たりにしていたと思いますが。

森本:いやぁ、身の引き締まる思いです。

大久保:本当かぁ?

森本:でも、こんなに芸人じゃない方々が集まっている中で、“ここまでやるんだ”と驚きましたし、学生時代に見ていたテレビの中に入れた気持ちもあったので、本当にあっという間な3ヶ月でした。

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大久保「どこまで本気でやっているのかわからない瞬間があった」森本「1割くらいの割合でピリつく」

――大久保さんから見た、第2世代メンバーの魅力はどんなところでしょうか?

大久保:初代メンバーは、ある意味でみんなキャラクターもそれぞれ強くて面白かったんですけど、第2世代は野良犬というか、粗雑な感じの子が多いんですよ。でもそんな中でみんながキャラクターを見つけていったんです。ただまぁ、本当に育ちが悪いんだろうな、あの子たちは。

森本:ふふふふ。

大久保:番組でもバトルのような展開になった時に、血の気が多いのか、若干“これガチじゃない…?”と冷や冷やする瞬間があるんです。初代の子たちは、控え目だったり、割と俯瞰で見ている感があったんですけど、第2世代の子はどこまで本気でやっているのかわからない瞬間があったんですよ。そのヒリヒリ感はある意味で魅力ですよね。

――なるほど。

大久保:ただ、それはマッコイさんが初代を丁寧に育てたというのも、もしかしたらあるのかもしれないですよね。手取り足取りじゃないですけど、キャラクターに関してもある程度、出来上がるまで、面倒を見ていた気がするんです。そんな中、第2世代は初代が作った型があるから、“自由にやれよ”と野放しにされたというかね。まぁ、そういう意味では第2世代の方が伸び伸びとしている印象ですけど。

森本:確かに、マスカッツは基本的に暴露だったり、悪口を言い合う構図をエンタメに昇華していますけど、1割くらいの割合で本当にピリつく時がありますよね。そういう時は本当に冷や冷やします。

大久保:そうだね。

森本:しっとりと罵り合う時があるじゃないですか。罵り合いの序盤に“あっ、これはあんまり見たことがないパターンのやつだ”と感じた後は、必ず戦慄が走るというか。ポップじゃないやり取りがたまにあるんです。

大久保:着地点をその場にいる誰もがわかっていない時があるよね。まぁ、そういう意味では過酷な番組ですよ。設定だけを与えられて“後はお任せ”っていうパターンが多いですから。そんな中でも、それぞれのメンバーが“ほかと被らないように…”と考えながら収録していたので、そこは素直にスゴいなと思います。

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 『おねマス』新シリーズをMCとして盛り上げた大久保と森本。2人の視点を踏まえ、番組を見直してみると、また違った魅力を感じられるかもしれない。

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