恵比寿マスカッツ出演の伝説の深夜バラエティ『おねマス』シリーズがABEMAで期間限定復活。『おねうち!!!マスカット ~女の本性むき出し編~』と題し配信された。
ABEMA TIMESでは、最終回収録後に番組MCを務めた大久保佳代子(オアシズ)と森本晋太郎(トンツカタン)を直撃。今回のシリーズを振り返ってもらうと共に、印象に残っているマスカッツメンバーについても聞いた。
森本「ラップバトルはスタジオが揺れた」大久保「“この子たちは飲みながら本当にラップをやっているんだ”って」
――今回の『おねうち!!!マスカット ~女の本性むき出し編~』全編を通じて、印象に残っているシーンを教えてください。
森本:僕は#3「不満大爆発SP」での松岡(凛)さんと深田(結梨)さんのラップバトルが印象に残りましたね。あれはスタジオが揺れたな…完璧だったと思います。
大久保:冷や冷やしたしね。
――どんな冷や冷やが?
大久保:ラップバトルってめちゃくちゃハードル高いじゃないですか。攻撃力も必要だし、その上で韻も踏まなきゃいけない。ぐだぐだになる可能性が高いのに、まったくそうならなかったですもんね。というよりも上手かったし。そもそも「酔っ払ってキモいラップをしている」という告発があってからの流れだったけど、“この子たちは飲みながら本当にラップをやっているんだ”って思えたというか。
森本:ラップ力が培われてましたね(笑)。
大久保:そう…! “日常的にラップやってるんだ”ってビックリしました。そんな機会、普通あります? それと#4の「ドッキリ企画」も面白かったですね。“10周年ライブと主演ドラマの日程が重なった時どうするか?”という内容だったけど、それぞれのキャラが出ていて、バランス良く別の方向の受け答えをしていたのが良かった。これもキャラクターが出来上がっているからこそ、生まれた偶然の産物だなって思います。
大久保「そりゃタワマンの強盗にも遭う」森本「葛藤もあったんです」
――ほかに、番組内で強烈に印象に残っていることは?
大久保:#3の収録に初代メンバーの里美ゆりあが来てましたけど、ずっとビールを飲んでいて。多分、自分の意思ではなくて、瓶ビールは渡されているんですけど、その後は本気で飲み始めて、ずっとヘラヘラ笑いながら喋ってるんですよ。だからやっぱり、ちょっと普通じゃないんだなというか。そりゃタワマンの強盗にも遭うわなって。
森本:ぶっ飛んでますよね。
大久保:間違いなくぶっ飛んでるね。でもそんな里美ゆりあでさえ、後輩メンバーが入ってくると、教える側に回ろうとするんですよ。後輩がマッコイさんに怒られているのを見ると「大丈夫だよ〜」ってフォローしているのを見かけたこともあったし。里美ゆりあでも、“1つの良いグループを作ろう”という意識があったくらいなので、それは今も引き継がれているなって思いますね。そういう意味では里美ゆりあもグループと共に成長したんでしょうね。
――第2世代で注目していたメンバーは誰でしょうか?
大久保:奈良(歩実)ちゃんですね。
森本:確かに。
大久保:見ていると、なんかワクワクするよね。何を考えているのかわからない表情をしているし、危ういし。あの“何をしでかすかわからない感じ”はやっぱり武器ですよね。
森本:奈良さんは気になっちゃいますね。それと、僕はびっくり顔の松本(ゆん)さん。ああいうオーラをまとえる人って芸人にもなかなかいないし、振ったら面白いことを返してくれるから、収録中にいてくれると安心します。
大久保:そうだね。奈良ちゃん自身は計算ゼロでやってると思うけど。
森本:でもだからこそ、MCをやる中で“奈良ちゃんに振るのってズルいのかな”って葛藤もあったんですよ。
大久保:それズルなの〜? 自分に厳しくない? 1収録8の割合で奈良だとダメだけど、2割奈良くらいならズルじゃないでしょ。
森本:ただ、まぁそれくらい切り札というか。番組を一緒に作る上で安心できる人でした。
――森本さんは今回の番組からの参加ですが、仮に第3世代が発足された場合、関わりたい思いは?
森本:もちろん、ぜひお願いしたいです。
――大久保さんは?
大久保:……(少し考えてから)暇だったら来ます。時間を持て余してるようだったら、ぜひお願いしたいですね。忙しかったら、もう来ないかもしれないです(笑)。
MCとして関わっていた大久保と森本だからこそ語れる恵比寿マスカッツの魅力。2人の視点を踏まえ、番組を見直してみると、また違った魅力を感じられるかもしれない。