6日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、ライターの村田らむ氏が宗教団体への潜入体験を語った。
【動画】フリーセックスの宗教団体に潜入した結果(12分頃~)
番組では安倍晋三元総理襲撃事件報道によって現在話題に挙がっている宗教団体、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について特集。ゲストに村田氏を招き、実際に元信者やその家族へのインタビューを実施した。
村田氏は宇宙人を崇拝するラエリアン・ムーブメントや、オウム真理教の後継団体であるアレフ、さらにエホバの証人、幸福の科学、天理教、そして旧統一教会と、さまざまな宗教の潜入取材をおこなってきたという。
竹山が「現在のらむさんは、どこかしらに入っている方ということではない?」と問いかけると、村田氏は「入信して結局やめていないので、メチャクチャたくさん入っているとも言える」と答えて「どこも信じていないです」と、あくまで形だけ入信している状態だと説明した。
宗教をやめるときは「フェードアウト」だとして、特になにも言わずに連絡を取らないようにすれば問題はなかったと語る村田氏。
竹山が「そう考えるとその昔、オウム真理教という団体が信者を執拗に追いかけて、脱会したりすると『許さん』的な報道もあった」と発言すると、村田氏は「オウムは“キングオブカルト”みたいなところがある」と、ほかの宗教団体とは「次元が違う」と説明。「うちはオウムとは違うから」と、わざわざ意識的に差別化するような団体もあるのだという。
「すべての宗教にはカルト性がある」と語る村田氏に、潜入して一番驚いた宗教団体について尋ねると「ラエリアン・ムーブメント」だと回答。キリスト教をベースに「旧約聖書にある奇跡は全部宇宙人の科学力でやったこと」という考え方のもと、宇宙人を迎え入れるための準備をするのが目的の組織だったという。
村田氏は日本にあったラエリアン・ムーブメントに潜入。「クローンOK」という考え方なども話題となった同組織だが、村田氏は「フリーセックス団体みたいな要素があった」と説明。信者同士の交流が深まれば性的交渉OKという教えがあったため、多くのサブカル雑誌が潜入を敢行し、村田氏はそのなかの1人だったという。
村田氏によると夏場のスキー場で“合宿”があり、団体はホテルを一棟まるごと借りたのだそう。カラオケルームのような窓がついていない部屋をいわゆる「エッチ小屋」にし、ほかにも屋外のテント内や車のなかで信者同士が行為におよんでいたのだとか。
しかし誰でも行為ができるわけではなく、村田氏は「モテないグループ」だったそう。夜のダンスパーティで半裸で踊る女性にアタックした男性がフラれて「セックスできるって言ったじゃないか!」と激高する場面があったと振り返り、竹山を苦笑させていた。