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 大学生でありSF小説家としても活動している人間六度さんと、"その母"こと人間六度さんの母親がオフィシャルブログ「白血病罹患、移植、大学入学、そして。」を開設。急性リンパ性白血病の闘病生活の振り返りや現在の生活をつづっている。

【動画】がん罹患で感じた生きづらさ…病気と共生するために必要なこと

■抗がん剤治療の痛み

 12日のブログでは、急性リンパ性白血病の治療について「今日からいよいよ寛解導入療法開始です」と切り出し「抗がん剤投与のため、右の鎖骨下静脈にCV(中心静脈)カテーテルを挿入しました」と2013年11月に開始した治療について説明。人間六度さんは抗がん剤について「現状がん治療に有効な薬だし、使えば確かに気持ち悪くなり、髪が抜けてくる」が、使用者にとって決定的なのは「髪が抜けることよりも、アザができやすくなることより、何よりその『痛み』」であるとコメント。

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■掴み所のない痛み

 15日のブログでは「この頃から、抗がん剤が猛威を震い始め。最初、こんなものか、と思っていた自分が馬鹿みたいだ。」(原文ママ)とコメント。抗がん剤の痛みについては「『逃げ場のない、掴み所のない痛み』とでも言うべきか。自分の体が、内側から別の何かに作り替えられているみたいな痛み。」と説明。「そんな痛みから逃れるために、体は楽な体勢を探してベッドの上をもぞもぞと動き回る」とつづった。

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人間六度とその母『闘病記9 〜寛解導入療法開始〜』
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