大反響のうちに最終回を迎えたABEMAオリジナルドラマ『ANIMALS‐アニマルズ‐』。そのスピンオフドラマでまさかの新事実が発覚する。鈴木愛理の彼氏で、アメリカにいるはずの本田響矢にギャルとの浮気疑惑が浮上。真相を突き止めようとした鈴木が偽物・本田に突撃すると、なんと彼は生き別れた双子の兄だったのだ。
年下カメラマンの長嶺風緒(本田)と晴れてカップルになり、「なりたい自分になる!」と人気コスメベンチャー企業ANIMAL BEAUTYを退職した鹿森海(鈴木)。自分の会社を起業して、ビジネスも順調に進んでいるようだった。しかし風緒とはアメリカと日本の遠距離恋愛中。気丈にふるまう海だったが、寂しさを募らせていた。
そんな中、ANIMAL BEAUTYの元同僚・谷口ゆか(小西桜子)から、風緒が日本にいてギャルと浮気をしているという目撃談が入る。真相を突き止めるべく海が突撃すると、そこには確かに風緒がいた。しかしその男は自らを風緒と名乗る風緒の双子の兄・嵐志だった。
幼いころに両親の離婚で引き裂かれた二人。風緒は自分のセンスと努力でANIMAL BEAUTYのカメラマンとして名声を得たが、嵐志は平凡な営業マン。自分の置かれた環境を自らの境遇のせいにしてひねくれた嵐志は、チャラチャラと生きていたのだ。
風緒の努力を知らず、クリエイターに対して漠然とした憧れを口にする嵐志。海はオンラインでの兄弟再会を提案し、ついに二人は対面を果たす。ところが仕事の神髄を理解せずに表面的で軽いノリだけの嵐志に、風緒は「お兄ちゃんは勘違いしている!」と一喝。弟の真っ直ぐな心に嵐志はハッとするのだった。
それからしばらくして、風緒は海にはサプライズで一時帰国。いつもの中華料理屋で二人きりの帰国祝いをする。いつものようにラーメンを食べながら会話を交わす二人。久々のラーメンに感涙する風緒の写真を撮ったりしてラブラブな雰囲気だ。食事を終えて夜道を歩く二人は熱いキスを交わして抱擁。そして二人して顔を寄せ合ってパシャリ。仲睦まじげに自撮り2ショットを撮影するのだった。