里見香奈女流五冠の編入試験開幕!史上初「女性棋士」誕生なるか 徳田拳士四段との対局開始/将棋・棋士編入試験五番勝負第1局
番組をみる »

 将棋の里見香奈女流五冠(30)が挑む棋士編入試験第1局が8月18日に行われ、午前10時に徳田拳士四段(24)との対局を開始した。試験は若手棋士5人と対戦する五番勝負。3勝を挙げれば合格となり、史上初の女性の棋士が誕生することになる。

【中継】里見香奈女流五冠の編入試験第1局

 第1局で試験官を務める徳田四段は、2022年4月に四段初段。居飛車党でデビュー以来12勝1敗と好成績を挙げており、勝率0.923は堂々のランキング1位に立つ気鋭の新人棋士だ。本局が里見女流五冠との公式戦初手合いとあり、どのような作戦を用意しているかにも大きな注目が集まっている。

 里見女流五冠は、2004年10月に女流2級に。タイトルは歴代最多の49期を数える女流棋界の第一人者だ。棋士による棋戦にも女流枠で数多く参戦し、5月27日の棋王戦予選で勝利。直近成績を10勝4敗として同試験受験資格を獲得した。振り飛車党ではあるが、居飛車でも十分に指しこなせる棋力の持ち主で、現在は8つある女流タイトルのうち5つを保持している。

 将棋界における棋士と女流棋士は制度が異なり、棋士になるためにはプロ養成機関の「奨励会」を突破して四段に昇段するか、編入試験合格が求められる。里見女流五冠は過去に最高クラスの三段リーグに参加していたが、年齢制限で退会していた。編入試験は2005年に特例として実施され、瀬川晶司六段(52)が合格。翌2006年に制度化された。本試験の過去の受験者は2人で、今泉健司五段(49)と折田翔吾四段(32)の両名が合格を果たしている。本試験の女性の受験者は里見女流五冠が初。

 本局の持ち時間は各3時間。振り駒の結果、先手は徳田四段に決まった。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

里見香奈女流四冠「全力で挑みたい」女性初のプロ編入受験に向けて決意
【動画】里見女流五冠、女性初の棋士誕生なるか!?棋士編入試験 五番勝負第一局 対徳田拳士四段
【動画】里見女流五冠、女性初の棋士誕生なるか!?棋士編入試験 五番勝負第一局 対徳田拳士四段