子育て中に感じてしまう“考え方のズレ”。不可解とも思える行動を子どもの視点になって体験できる施設がある。
【映像】“子どもの視点”で考える育児 不可解に思う行動を同じ目線で体験
夏休みも終盤。旅行に行ったり、遊んだり、子どもたちと一緒に楽しむ時間が増える一方、子どもの不可解とも思える行動に翻弄され、ちょっと疲れぎみというお父さん、お母さんも多いのではないだろうか。
そんな子どもたちの行動を「子どもの視点になって考える」という企画が東京・港区にある「ITOCHU SDGs STUDIO」で現在行われている体験型の展示会「こどもの視展(してん)」だ。
会場に展示された小学生が使う「ランドセル」。一見普通のランドセルに見えるが、実は、サイズや重量を大人用に置き換えたランドセルとなっており、その重量はなんと、約18.9kgだ。
さらに、通常の何倍もある大きな頭…。その重さは21kg。体の4分の1を頭部で占める赤ちゃんを大人のサイズに換算するとこの大きさになるという。この重さと大きさではバランスを取るのは難しく、赤ちゃんが転びやすいのも納得がいくはずだ。
この他にも「いとちゃんの30分」という、4歳の女の子いとちゃんが30分の間にどれだけの出来事を体験しているかというところを写真に収めた展示では、大人と子どもの“時間の計り方の違い”を紹介しているという。
この展示会への評価について、施設担当者は「ご自身は子育てを終えられたという方で『自分が子育てをしているときにこういう展示があったらよかったのに』という声や、子育てでなくても子どもと関わる機会のある方たちが『改めて子どもの視点で伝え方を考えなくてはいけないなと感じた』というコメントを頂いています」とコメント。
続けて「親御さんや大人の方々に、子どもの目線に立って見ていただくことで、新しい気付きや考えるきっかけになればと思っています」と話している。(『ABEMA Morning』より)
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