アニメ「キングダム」第4シリーズ第20話では、呂不韋(CV:玄田哲章)が“天下の起源”について熱弁。説得力のある内容に、呂不韋と権力争いを繰り広げるエイ政役の声優・福山潤も理解を示した。
同アニメは、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて連載中の原泰久氏による大ヒット漫画「キングダム」を原作としたアニメ第4期。春秋戦国時代の中国を舞台に、天下の大将軍を目指す少年・信(CV:森田成一)と、後の始皇帝となる若き王・エイ政(CV:福山潤)の活躍を描いた中華戦国大河ロマンだ。
前回の第19話では、呂不韋陣営を支える“呂氏四柱”のひとり・昌平君(CV:諏訪部順一)が反乱軍を討伐することを宣言した。さらに、呂不韋が「自分の言っている意味が分かっておるのか?」と尋ねると、昌平君は「察しのとおりだ。世話になった」と返答。呂不韋陣営から離反する意思を明らかにした。昌平君の甲冑姿も描かれ、視聴者も「感慨深すぎる」「鳥肌立った」「熱い!熱すぎる!」「とうとう昌平君が仲間になった」と大興奮だった。
8月20日より順次放送中の第20話「夢のような国」では、エイ政と呂不韋が秦国の未来について語り合った。中華統一を目指すエイ政に対して、呂不韋は天下の起源を熱弁。「貨幣制度が天下を作り、人は他人との裕福の度合いを比較する物差しを手にしてしまった」と語った。
持論を展開する呂不韋に、ネット上では「台詞の全てが名言」「格好いい」「考えは何一つ間違ってはいないんだよなぁ」「今にも通じる話しよねぇ」といった声が殺到。福山潤も「真理よね」と理解を示していた。
第20話「夢のような国」
【あらすじ】
加冠の儀を終えたエイ政は、咸陽の戦いによって決まるこの先の未来を見据え呂不韋と対峙する。呂不韋はエイ政の抱く“中華統一”という宿願を「血の通った人間の歩む道ではない」と一刀両断し、自身が考える“天下の起源”と“人”について語り始める。
その頃咸陽では、秦軍が反乱軍の猛攻に苦戦を強いられる中、後宮で暮らす宮女・向はエイ政の血を引く我が子・麗を守り抜く決意をし、親友・陽らとともに安全な場所への避難を急いでいた。
※エイ政の「エイ」は環境依存文字
(C)原泰久/集英社・キングダム製作委員会