映画『マイ・ブロークン・マリコ』の完成報告試写会が23日、都内で行われ、女優の永野芽郁(22)と奈緒(27)らが登場した。
2019年に無料WEBコミック誌で連載され、SNSで話題となり爆発的な反響を呼んだ人気コミックが原作。永野演じるブラック企業に勤めるシイノトモヨが、奈緒演じる父親から暴力を受けて育ったという親友・イカガワマリコの死を知り、魂を救うべく、遺骨を強奪して旅に出る物語だ。
クランクインの11カ月前から、衣装の革製のシューズブランド「ドクターマーチン」を履きつぶすなど、役作りに励んでいた永野。中でも、喫煙キャラの役作りには苦戦したという。
永野「ニコチンとかタールとか入っていないやつ(タバコ)をスタッフさんが用意してくださったので、これなら挑戦出来るかもと思って、日常に取り入れていました。すっごくまずくて後味があんまりよろしくないので、タバコを吸う方ってご飯食べても吸う、お酒を飲んでいても吸うってイメージがあったので、ご飯を食べて吸おうとすると、ぐっちゃぐちゃになるんです、味覚が。なので慣れるまでちょっと大変でした」
親友役を演じた永野と奈緒は朝ドラ『半分、青い。』以来4年ぶりの共演。プライベートでも仲が良いという2人が、注目してほしいシーンを明かした。
永野「マリコとシイノって本当にずっと一緒にいるんです。体が隣にいなくでも心がずっと一緒にいるんです。それがしっかり、シイノが1人になっているシーンでも、私は描けていると思っていて。1人なはずなのに、1人じゃない瞬間がすごくいっぱいあって、それは皆さんが見ていて感じ取ってくれるだろう、感じ取ってほしいと思っています」
奈緒「シイちゃんがマリコを連れ出してくれた瞬間っていうのは私はこの作品の中ですごく好きなシーンの1つで、シイちゃんがどんな人なんだろうっていうのをこの1シーンにぎゅっと閉じ込められた思いを含めてすごく爆発しているシーンだと思うので、ぜひそこも注目して楽しんでいただけたらいいなと思います」
(『ABEMA NEWS』より)
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