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 シンガーソングライターの杉浦貴之さんは、22年前、28歳のときに肝臓の希少がんを患い、余命は「早くて半年、2年後の生存率0%」と告げられたという。そんな杉浦さんのブログ「2年生存率0%を生き抜いて」は、発病当時の様子を振り返る形でつづられている。

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■母目線でつづる息子の記録

 6月5日のブログでは、杉浦さんの母目線で22年前の発病当時のことを回想。「息子は1999年10月14日、左の腎臓の希少がんと診断を受け、余命宣告までありました」と述べ「早くて半年、2年後生存率0%」と宣告されていたことを告白。「誰がそんなこと信じられますか?うそだ、うそだ!と心の中で何度も叫びました」と当時の心境を振り返った。

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■病院からの電話に怒り

 同ブログでは、手術を終え「息子は退院後、長野、沖縄、バリ島と羽が生えたように国内・国外を問わず」旅をしていたと説明。すると、手術した病院から「息子さんはまだご存命ですか?」と電話があったことを明かした。その言い方に腹が立った杉浦さんの母は「『息子は生きていますよ!がんばっています!』とだけ言って答えて切りました」とコメント。「もう少し違う言い方はないのでしょうか」と怒りをあらわにし「このまま順調に元気になっていってほしい・・・。そう願うばかりでした」とつづりブログを締めくくった。

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がん患者描くマンガ「誰かの支えに」
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杉浦貴之『【余命宣告の期限に病院から電話】母の手記⑦』
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杉浦貴之オフィシャルブログ「2年生存率0%を生き抜いて~28歳で希少がん/泣き笑いの生還記録~」Powered by Ameba
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