9月、百貨店では早くも「おせち商戦」が始まっている。来年のトレンドは「みんなで集まって楽しめるおせち」だ。
高島屋は1日、来年のおせちのお披露目会を行った。プラスチックの代わりに紙製のカップを使った「サステナブルおせち」や好きなものを1マスずつ選んで詰められる「カスタマイズおせち」などが並び、その他にも付属のボードゲームで鉄道の旅を楽しみながら、全国の特産品を味わうことができるおせちも発表された。
また、そごう西武が先月30日に発表したのは「犬用おせち」。ペットフード専門店と協力して作ったもので、価格は2万2810円。新型コロナでペットを飼う人が増えたことから「家族の一員であるペット向けおせちの需要を見込んだ」と担当者は話している。
さらに、大丸松坂屋や松屋は、鍋やすき焼きなど囲んで楽しめるメニューをおせちと一緒に販売する。百貨店各社は、今度の年末年始は家族が集まって家での食事を楽しむ機会が増えるとみて、品ぞろえを強化しているようだ。(『ABEMAMorning』より)