BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEの加納嘉将がABEMAのオリジナル恋愛番組『オオカミ』シリーズの最新作『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』の第4話にスタジオゲストとして登場した。
加納が登場したのは同番組の中で、1つ目の大きな山場となる中間告白回。大きく恋模様が展開するVTRを見て、何を思ったのか? 収録後を直撃した。さらにこれから半年にわたり活動拠点をタイに移す、グループの現在地についても聞いた。
混沌としているので“その2人だけは”と願います
――加納さんがスタジオに登場したのは中間告白回でした。今作1つ目の大きな山場を見届けましたね。
そうですね。本当にいろんなことが起こって、すごく面白かったです。これまで『オオカミ』シリーズは『太陽とオオカミくんには騙されない』(2017年配信)をリアルタイムで、メンバーと一緒に観ていたんですけど、めっちゃくちゃ面白くて。今回は男女共にオオカミが潜んでいるという史上初のルールが導入されているので、そこには注目しています。
――中間告白で印象的だったシーンは?
3人から思いを寄せられモテモテ状態だった、ななちゃん(新野尾七奈/20歳/モデル)ですけど、ななちゃんはのせりん(能勢倫/19歳/モデル)に一途で、最後自分から「ギュってしよう」って言っていたんです。“コレは相当好きだな”って感じましたし、印象的でした。2人はお似合いな感じもします。
――スタジオも盛り上がったのでは?
盛り上がりました。一方で「この2人がオオカミ同士だったらヤバくない…?」って話にもなって。それだけは違うことを願っていますけど…。
――可能性は捨て切れないのが辛いところですね(笑)。そんな中、加納さんは誰が「オオカミ」だと予想しますか?
僕は男の子はひびきくん(鈴々木響/19歳/モデル・DJ)か、りおくん(高橋璃央/21歳/モデル・俳優)のどちらかだと思っています。女の子はにのんちゃん(新音/17歳/女優・モデル)かなって。
――まず男性陣の理由を教えてください。
ひびきくんはそもそも、積極的ににのんちゃんを攻めていましたよね。でもにのんちゃんがひびきくんに好意を持ったような雰囲気になってから、いつの間にか、ななちゃんに気持ちを伝えるようになって。女の子が自分に振り向いた瞬間に、別の人に向かう動きが「オオカミくん」ぽいなって。りおくんは序盤、しおりちゃん(加藤栞/17歳/モデル)とよく話していて、仲良しな印象だったけど、中間告白ではななちゃんを選びました。そこは意外でしたし、男子の最年長が女子最年少を惑わす的な雰囲気を感じるというか。
――一方のにのんさんはなぜ?
今回、女子メンバーは積極的に自分の思いを伝えている人が多い印象で、正直難しいのですが、にのんちゃんは中間告白では残念ながら誰にも選ばれませんでした。でもその直後に「節目だな」って言っていたんです。その言葉が「オオカミちゃん」として獲物を切り替える決意に聞こえたんですよ。
――なるほど。
それとこれは「オオカミ」予想ではないですが、ういちゃん(三原羽衣/19歳/女優・インフルエンサー)の真っ直ぐさが報われたことも印象的でした。はるくん(中村榛/17歳/モデル)に気持ちがあったけど、はるくんはにのんちゃんにどうやら気があったようで。そんな中で、中間告白で、はるくんはういちゃんを選びましたよね。そのシーンを受けて、スタジオも祝福ムードに包まれてました。
――確かにういさんは1話から真っ直ぐに気持ちを伝えてましたね。
ういちゃんははるくんとにのんちゃんが話をしているシーンを見て、涙を流してしまったこともあったけれど、それを知っていた、はるくんがういちゃんを選んだというのもドラマがあると思います。ういちゃんの一途な思いを貫き通す姿勢もかっこいいですし、リスペクトの気持ちが生まれました。
――ももはさん(高鶴桃羽/19歳/バレリーナ)と、るいさん(大久保琉唯/17歳/K-1ファイター)は順調そうですね。
そうですね。中間告白でもお互い「好き」と伝え合っていたので、その関係は続いていって欲しいです。現状は混沌としているので“その2人だけは”と願います。
――加納さん自身は騙されやすいタイプですか? それとも嘘を見抜くのは得意だと考えます?
自分自身“素直でいよう”と心掛けていますし、相手にも素直でいて欲しいから、気づいちゃうと思います。態度とか、声のトーンの変化とかに、敏感なんですよ。それと同時に僕自身もわかりやすいタイプなので。
――どんな風にわかりやすいタイプなのでしょうか?
楽しい時ははしゃぎますし、普段は結構落ち着いているので、落差があると思います。それこそ、先日『オオカミ』を一気見している中で、しおりちゃんがりおくんを暗い場所に連れていって、暗室で光る蛍光ペンで「気になってる」と書いて気持ちを伝えていて。1人で「いえ〜い!」(右手を上げながら)と沸いていましたから(笑)。
――かわいらしさが詰まったシーンですね(笑)。しおりさんは「恋になると受け身」と言ってましたから、その勇気にもグッときます。
そうですね。あのしおりちゃんのシーンは1番のハイライトとして記憶に残っています。
タイに行ってもファンの方々は僕らを近くに感じられると思います
――8月から半年にわたり活動拠点をタイに移し、世界進出への“武者修行”をすると発表しているBALLISTIK BOYZですが、どういった経緯でこの決断を下したのか教えてくれませんか。
元々、僕たちは世界で活躍していけるアーティストになることを目標に結成しました。1stシングル『44RAIDERS』をリリースして以降、東南アジア5都市を回らせてもらったんですけど、そこからコロナ禍になってしまい、世界に向けた戦略が一切できなくなってしまったんです。なので“ようやくこういった活動ができる”というタイミングでもありますし、タイで活躍されているアーティストの方とコラボしながら、まずはひとりでも多くの方に、自分たちのことを知ってもらいたいという思いからスタートしました。
――具体的にはタイでどういった活動を?
現地でのイベント出演などなるべく多くの人に見てもらえるような場所でパフォーマンスをやっていこうと思っています。武者修行のような感覚で挑んで、経験を積み重ねて、どこまで自分たちがタイの中で大きな存在になれるかというのにチャレンジしていきたいです。
――そういった意味では現在メンバー内の士気は高まっている?
そうですね。自分たちだけではなく、PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBEという弟分も一緒に行くので、チーム一丸となってまとまる意識は強くなっていると思います。タイからは生活している様子も配信する予定です。それこそ、僕たちのリアリティショーをお届けできると思うので、楽しみにしていて欲しいです。
――個人的に楽しみにしているタイの文化・催しなどは?
タイでは「コムローイ祭り」というイベントが11月に行われるんですけど、そこでは幾千の灯籠(とうろう)が空へと打ち上げられるんです。ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』のモデルになったとも言われているんですけど、写真で見る限り本当に美しい景色が広がっているので、「これは絶対に行きたい…!」とマネージャーさんに念押ししています(笑)。
――現地で見たら圧倒されそうです。
もちろん、歌やパフォーマンス力を高めていくことは大前提ですけど、現地のカルチャーや自然に触れて、タイのことを好きになることは、僕らにとってもプラスに働くと思いますし、いろんなことを経験したいですね。
――タイ料理といえばパクチーですが、苦手ではないですか?
むしろ好きです。でもメンバーの中だと僕と海沼流星だけ食べられて、7人中5人が食べられないんですよ。
――そうなんですね(笑)。
タイって本当にあらゆる料理にパクチーが入っているから、そこは心配です(笑)。リゾート地に行くと「パクチー入れるか、抜くか?」と丁寧に聞いてくれるんですけど、いわゆる現地の人が日常で楽しむ屋台では、何も言われずほぼほぼの料理に入っているので、苦手な人には厳しいかもしれない。でもメンバーは「これを機に克服したい」と言っているので、もしかしたら帰ってくる頃には好きになっているかもしれないです(笑)。
――日本から持っていくものは決めてますか?
ネックピローですね。睡眠は仕事をする上で大事な時間だと思うので、それを快適にしてくれるアイテムを持って行こうかと。移動の必須アイテムです(笑)。
――タイは暑いので体力勝負になりますよね。今後の活躍を楽しみにしています。
ありがとうございます。SNSなどを通じて配信も行っていきますし、タイに行っても、なんならファンの方々は僕らを近くに感じられると思います。楽しみに待っててもらえたらうれしいです。
加納嘉将が出演した『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』第4話はABEMAにて配信中。
取材・テキスト:中山洋平、撮影:藤木裕之
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