降車に焦るベビーカーを押す母親不意に現れた男性の“さりげない”対応にうっとり「惚れてまうやろ」「これぞ紳士」

　焦って電車を降りようとしたベビーカーを押す母親に、不意に現れた男性がとった“さりげない”対応がネット上で反響を呼んでいる。

　話題となっているのは、コミックエッセイストとして活躍中の星田つまみさん（@Ririshiku_Uruou）が「さりげなさ…Lv.100」の文章とともに投稿した漫画。

　電車から降りる際、長男が先に行ってしまったため、ベビーカーを前向きにしたままで降車しようとした投稿者。しかし、車両とホームの段差に差し掛かったところで、ベビーカーの前輪部分を持ち上げてくれる人がいて、躓くことなく降車することができた。

　投稿者によると、その人は見知らぬ男性で、降車のタイミングで足並みを合わせ、ベビーカーの前輪を上げるポイントを的確に捉えていたという。その後、男性は颯爽と過ぎ去って行ったそうだ。

　この投稿を見たは人からは「惚れてまうやろ〜」「嬉しさやら、きゅんやらさり気ない感じもまたいい…」「このツイートがその方に届いてますように」「超イケメンですねこれぞ紳士」といった反響が寄せられ、投稿は12万“いいね”を記録している（※数字は9月7日16時データ）。

　ニュース番組『ABEMAヒルズ』は投稿者を取材。状況について「本当に一瞬の出来事で、手を添えて介助した後、男性は止まることなく去って行きました。男性にとっては当たり前の行動で、言葉を交わすようなことでもなかったのかもしれません…。私の行動自体、落ち着きがなく周りから危なく見えていたと思うので『ありがとう』と伝えたい」とコメント。

　続けて、「『ひと声かけて欲しい』とうコメントも多く、その意見にも共感できる部分がありました。今回は“焦っている危なっかしい親”が降車にもたついた“危険”な一瞬に“咄嗟に”手を差し伸べるという状況であり、『手伝います』『お願いします』というやり取りが介在する余地はありませんでした。咄嗟の時に“当たり前”に体が動いて誰かを助けようとできる人がたくさんいる優しい世界であって欲しいなと子育てをしていると特に思う日々です」と話している。（『ABEMAヒルズ』より）