GENARATIONS from EXILE TRIBE /EXILEの関口メンディーが都内で行われたABEMAオリジナルドラマ『覆面D』の配信決定プレミアイベントに水沢林太郎、秋田汐梨、曽田陵介、紺野彩夏、武知海青(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、酒井若菜らと共に出席した。
本作は現代の高校生たちが直面している社会問題と、それに向き合い続ける教師の葛藤を描いた社会派学園エンターテインメント。メンディーは教育困難校で教鞭を執る一方で、覆面プロレスラーとしての顔も持つ、異色の元熱血教師・大地大輔を好演。また、メンディーは本作で自身初となるドラマ主演を飾るということで、「初めての主演だったので、撮影現場の雰囲気は率先して作らなきゃと思い、そこはすごく意識しました。積極的に話しかけてコミュニケーションを図ることで、撮影もスムーズに進むので“よし、頑張ろう”ってみんながなるような雰囲気を常に心がけてました」と座長としての心構えを明かした。
大輔は“学校に絶対にバレてはいけないこと”を条件に覆面レスラー・Dとしても活躍。スクリーンに劇中のプロレスシーンの写真が映されると、「プロレスの練習は3ヶ月くらい前から海青と始めたんですが、ツアーやイベントとも並行しながら取り組んでいたので大変なところもありました。でも、海青がいてくれたから心強く一緒に汗を流せたし、DDTというプロレス団体の方にも協力してもらえたので、プロレスにすごく入り込めました」と笑顔を見せ、武知も「入り込めましたね。(プロレスが)好きになっちゃいました」とコメント。
そして、「実際にプロのレスラーの方に練習に来ていただいたんですが、基礎練習からスタートして徐々にドロップキックとか細かい技を覚えて、それを繰り返していく感じでした。感覚的にはダンスの振り付けを覚えるのと少し似ている部分はあったんですけど、プロレスになるとまたそのやり方も全然違いましたね。技を仕掛けるだけじゃなくて、受け身もあるので」と感想を口にした。
イベントが盛り上がる中、記者から「今回の経験を踏まえてゆくゆくはどこかリングに立ちたい思いはあるか」と聞かれると、メンディーは「練習の時からそうなんですけど、DDTの方から『出てくださいよ』ってラブコールがすごくて」と告白し、武知も「『明日デビューしよう!』みたいな(笑)」と、その熱意に若干戸惑い気味の様子。プロからのまさかのラブコールにびっくりしたようだったが、メンディーは「でもやってみてプロレスの奥深さというか、レスラーってすごくかっこいいなって僕自身が思ったので、機会があればやりたいなと思います」と前向きな姿勢を見せた。また、記者とのやりとりでは「覆面ディー!」とお決まりのギャグを披露する一幕もあり、会場は熱気に包まれた。
文:近藤加奈子
写真:野原誠治