武知海青（THE RAMPAGE from EXILE TRIBE）が都内で行われたABEMAオリジナルドラマ『覆面D』の配信決定プレミアイベントに関口メンディー（GENARATIONS from EXILE TRIBE /EXILE）、水沢林太郎、秋田汐梨、曽田陵介、紺野彩夏、酒井若菜らと共に出席した。
本作は現代の高校生たちが直面している社会問題と、それに向き合い続ける教師の葛藤を描いた社会派学園エンターテインメント。武知はその肉体美を活かし、人気レスラー・ハオウとして出演。「（物語で）メンディーさんがプロレスをやっていくなかで、自分はライバルとして登場するんですけど、実際に僕はメンディーさんを追いかけている身。『いずれ戦ったらこうなるんだろうな』みたいなリアルな感情が生まれた。良い意味で本当のライバル関係っぽい雰囲気が映し出されているんじゃないかなと思います」と話すと、それを聞いたメンディーは照れた様子。「海青は昔から『メンディーさんみたくなりたいです』と言ってくれて、僕もそれがすごく嬉しかった。筋肉番付みたいな番組があった時も僕がやっているところに海青が『僕もやりたいです』と入ってきてくれたりとか。アーティストとして切磋琢磨し合うライバルでもあるんですけど、1人の人間としてそういう（ライバル的な）気持ちが出ているシーンになっていると思います」とコメントした。
フリップで自分だけが知っている共演者の素顔を暴露する一幕では、酒井が「海青くんのプロレス技が美しかった。DDTの社長が私の隣の席にいたんですけど、『うわぁ〜あんなんできないよ。どうなってんだよ』とずっと言っていて」と、プロレスラーっぷりを絶賛。しかし、続けて「リングの上ではめちゃくちゃかっこいいんだけど、そこから降りて歩いていくところで足をぐにゃっと…」と明かし、武知も「ありましたね（笑）」と苦笑い。するとメンディーも「あれ、みんなとんでもなくツボに入ってましたよね？」と会話に入り、酒井は「みんなツボに入っちゃって笑いが止まんなくなっちゃって」と回想。武知は「リング上だと怪我のリスクもあるし、絶対に集中力を途切れさせないようにと頑張っていたので、降りた瞬間それが途切れたんでしょうね。すごい挫き方をしちゃって」と語った。
また水沢も「武知さんめちゃくちゃ物知りで歩く図鑑みたいな人なんですよ。筋肉のこともいろいろ教わったけど、それ以外の知識やうんちくとかもめちゃくちゃ詳しいし、たくさん教えてくれるので勉強になりました」と武知の知られざる一面を明かした。
続いて『実はやってみたいもう1つのお仕事』というお題をフリップに書いて答えるコーナーで「ダンサー」と回答した酒井は、「海青くんやメンディーくんの前で言うのも恥ずかしいんですが、俳優をやる前に2つ受けていたオーディションがあって。1つはアクションで役者業に通じるんですけど、その前の最初に受けていたのがダンサーのオーディションだったんです」と告白し、共演者からは「えー！」と驚きの声。「速やかに落ちたんですけど（笑）、プロとしてダンスをやっている方たちにはリスペクトがあるし、憧れます」と意外な過去を明かした。
現在THE RAMPAGEのパフォーマーとして活躍する武知も生まれ変わっても「ダンサー」と答え、「母がダンススタジオのオーナーなんですけど、自分は生後10ヶ月で立った時くらいからダンススタジオに放り込まれていたので、ご飯食べるよりも踊る、寝るよりも踊る、歩くよりも踊るみたいな人生だった。ダンスがなくなった自分を想像できないし、生まれ変わってもきっとダンサーなんだろうなと思います」とブレない思いを語った。
文：近藤加奈子
写真：野原誠治
