【プレミアリーグ】ウォルバーハンプトン0-3マンチェスター・シティ(日本時間9月17日/モリニュー・スタジアム)
「軽率だった」という言葉ではすまされないほどのプレーに、レフェリーは迷わずレッドカードを提示した。頭を抱えるウォルバーハンプトンのアイルランド代表DF。しかしスパイクの裏を見せた完璧な「ライダーキック」では、擁護のしようもない。
問題の場面は、マンチェスター・シティが2点リードして迎えた33分。ポルトガル代表DFカンセロは、前方にロングボールを蹴り込んで、自陣の回復を図った。
ポンと出されたボールを追いかけるのは、イングランド代表MFグリーリッシュと、アイルランド代表DFコリンズの2人。両者の間にボールが弾むと、次の瞬間、何を思ったかコリンズが飛び蹴りを見舞ったのだ。腹部に蹴りを受けたグリーリッシュはその場に転倒。すぐさま笛が吹かれ、走ってきた主審はコリンズにレッドカードを提示した。
「違うんだ。わざとじゃない」と言いたげなコリンズだが、リプレイ映像を見る限りスパイクの裏がグリーリッシュを捉えている。解説の林陵平氏は「これは入ってますよ。少し軽率でしたね。ここまでする必要はない」とコリンズのプレーを擁護することはなかった。
このプレーについてABEMAのコメント欄も大荒れとなり「ライダーキック」「これはひどい」「監督もトホホ」「絶対にダメ。悪質すぎる」「さすがに擁護できない」といった言葉が並んだ。
2点を追いかける状況かつ退場者を出したウォルバーハンプトンは、69分にも失点を喫して、0-3の完敗となった。
(ABEMA/プレミアリーグ)