『BAZOOKA!!!』にて、アメリカの“ゾンビタウン”の潜入取材でスタッフが命の危険を感じるシーンがあった。
【動画】大勢の薬物中毒者がゾンビのように佇む様子（8分頃～）
『BAZOOKA!!!』は、2011年より放送されていた社会派ドキュメントバラエティ。「空気を読まない」をコンセプトに、独自の目線で、“知らないカルチャー”、“ヤバい人”、“時事問題”にあえて斬り込んでいくジャーナリズムバラエティとして、3年ぶりにABEMAで復活。MCを務めるのは小籔千豊、水原希子。レギュラーメンバーとして野性爆弾・くっきー！、中嶋イッキュウ、平本蓮が出演する。
これまで、全裸ネイキッドトレーニングや、河川敷を散歩するドロドロ犬など、さまざまな刺激的な人物に志を聞いてきた同番組。そんな折、番組Twitterに「アメリカのニューヨークにいるゾンビに志を聞いてみて下さい」というメッセージが届いた。番組取材班は、さっそくニューヨークに飛んだ。
アメリカに到着し聞き込みをすると、フィラデルフィアにあるケンジントン通りにゾンビが存在しているということがわかった。取材班はさっそくケンジントン通りに向かうことに。
ケンジントン通りに到着し、車で街中を回っていると、わずか100メートルの間にゾンビのように佇む人々を多数発見。実は、噂されている“ゾンビ“の正体は薬物中毒者だった。かつてケンジントンの街は製造業が盛んな地域だったが、1980年代、ケンジントンでは麻薬が安く取引されるようになり、徐々に薬物中毒者がゾンビのように集まるようになってしまったという。
スタッフが車を降りて街を歩いてみると、路上にいるほぼ全員がなにかしらの薬物を摂取している薬物中毒者であることがわかった。至る所で薬物を打っている中毒者たちの光景が広がっており、大量のごみの中に使用済みの注射器が普通に捨てられていた。さらに、SWATが出動する様子も目撃。事件現場を見に行くと、現場では、密売人と思われる人物が連行される姿があった。さらに大人だけでなく子供までもが連行されるシーンをカメラはとらえていた。
そんな彼らにカメラを向けていると「カメラで撮ってんじゃねえよ！」と急にキレられてしまったスタッフ。身の危険を感じ、いったん撮影を中止するも、しばらくすると撮影を再開。街にいる薬物中毒者たちに志を聞いてみることにした。
道でぐったりしている人たちに声をかけてみるものの、誰もなにも答えてくれない。諦めかけていたそのときだ。「12時に来ていいよ」と答えてくれた男性がいた。しかし、12時に同じ場所にやってくると男性は「誰だ、このクソ野郎たちは！」と急に怒り出してしまった。どうやら薬物の影響で、言動と行動が一貫していないようだ。命の危険を感じたスタッフは、やむなくロケを断念した。
その後もスタッフは、ケンジントンに住む人たちの恐ろしい現実に迫っていった。
