「公共の福祉に資するべき宗教法人が、たった1人でも恨みを買うことはあってはならない」 旧統一教会が「教会改革推進本部」を設置 勅使河原秀行本部長が会見
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 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が22日午後、安倍元総理銃撃事件後から3回目となる会見を都内の本部教会で開き、「教会改革推進本部」を設置し勅使河原秀行氏が本部長に就任すること、教会改革の方向性について説明した。

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 会見に臨んだ勅使河原氏は冒頭、「今回の安倍元首相の銃撃事件以降、様々な報道を通じて世間を大変お騒がせしましたこと、ならびに日本国政府、そして国会議員の皆さまに大変なご迷惑をお掛けしましたことを心からお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした」と謝罪。

 また、個人的な思いだとした上で、「容疑者である山上徹也氏のお母さんが以前に家庭連合に入信した際、多額の献金をして、それが故に家族が不幸になったと。家庭連合に対して恨みを持ち、その恨みが今回の犯行の動機であると話していることを聞いて、私は大変胸が痛んだ。また、一連の報道を通して、日本国政府が調査に乗り出すという事態まで招いていること、そして、国会議員の先生方が一人ひとり当法人との関係があったかなかったということで、メディアから一人ひとり詰問されるような事態を招いていることを大変申し訳なく思っている。テレビや週刊誌に登場して、家庭連合との関わりにおいて過去に起きたつらかったこと、あるいは苦しかった体験を告白されているが、そういった姿を見ても大変申し訳なく思っている」と明かした。

 続けて、「本来、公共の福祉に資するべき宗教法人が、たとえたった1人であったとしても恨みを買うということはあってはならないことと存じ上げている。そういった観点から、田中会長をはじめ、責任役員、ならびにスタッフ一同がこの2カ月半にわたって家庭連合、宗教としての根本的な法人のあり方について議論を重ねてきた。昨日、その改革の骨子に関してはプレスリリースをさせていただいたとおりだ」と述べた。(ABEMA NEWS)

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