香取慎吾は“げん担ぎ”をしないタイプ「ルーティンになってきているなと思ったら、逆にそれを壊す」
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 9月24日に映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』の公開記念舞台挨拶が都内で行われ、主演の香取慎吾岸井ゆきの、監督の市井昌秀、フクロウのマルちゃんらが出席した。

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 本作は結婚4年目の裕次郎(香取)&日和(岸井)夫婦の譲れないバトルをコミカルに描いたブラックコメデディ。映画のシーンにちなんで司会から「皆さんが信じているジングスやげん担ぎは?」と質問が及ぶと、岸井は「舞台だと1日に昼公演、夜公演の2ステを1週間ほぼ毎日とかやるんです。その公演の後に必ずアミノ酸を飲むっていうのを健康のやめにやったんですけど、1回昼公演の後に忘れちゃったんです。そしたら夜公演でなんかちょっとバテたような気がしたんですけど、全部の出来事をアミノ酸を飲まなかったせいにしようとしている自分に気づいて。逆の決まったことをするのをやめようって思ったのが5年前くらい。そこからそういうの(自分の中でのジンクスやげん担ぎなど)はやめました」とエピソードを披露した。

香取慎吾は“げん担ぎ”をしないタイプ「ルーティンになってきているなと思ったら、逆にそれを壊す」
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 この話を受け香取は「僕のも今のゆきのちゃんの話とすごく近い」とリアクション。香取曰く、「げん担ぎをしだしたら、“担がないようにする”っていう。右足からとか、靴紐はとか、なんとなくルーティンになってきているなと思ったら、逆にそれを壊す。そうしないとステージでもこのタイミングでジャケットを脱ぐとか決まってきちゃうし、もしそれがズレた時に異変を感じちゃう。だからその前に自分から壊すっていうのもあります」とのこと。

香取慎吾は“げん担ぎ”をしないタイプ「ルーティンになってきているなと思ったら、逆にそれを壊す」
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 「今までちょっとでもげん担ぎをしちゃいそうになったこともあったんですか?」と聞かれた香取は少し考えて「固まってというのはないですけど、日々のルーティンですね。それが崩れるのが嫌だから崩すみたいな」と話し、市井監督は「かっこいいです。破壊していくんですね」と定まった行動に囚われないよう、あえて自分から先に崩していく考え方を絶賛。香取は「破壊王ですね」とニコリと笑い、会場には笑い声が起こった。

文:近藤加奈子

写真:野原誠治

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