【プレミアリーグ】リヴァプール3－3ブライトン（日本時間10月1日／アンフィールド）
三笘薫のお膳立ては、ベンチにも大きな歓喜をもたらした。1点を追うブライトンは、トロサールのハットトリックとなるゴールで同点に追いつくと、今節からチームを率いるデ・ゼルビ新監督が、大興奮で喜びを爆発。その姿が「可愛すぎる」と話題を集めた。
9月までの6試合を終えて、4勝1分1敗で4位につけていた好調ブライトンは、前任のグレアム・ポッター監督がチェルシーに“引き抜かれる”形で指揮官交代。しかしチームのリズムは崩れることなく、新たに就任したイタリア人監督の下でもチームは躍動してみせた。
2点を先行したブライトンはその後、33分、54分に失点して追いつかれ、63分にオウンゴールで逆転を許していた。迎えた83分、三笘薫が大仕事をやってのけた。
敵陣深く、左サイドで味方のパスに抜け出した三笘は、体を捻りながらダイレクトで中央へのクロスを供給。そのボールは相手DFをすり抜け、待ち構えていたベルギー代表・トロサールが右足で蹴り込んで同点に。残念ながら、三笘のクロスにアシストはつかなかったものの“ほぼアシスト”なプレーで、トロサールのハットトリックをお膳立てしてみせた。
日本代表選手が見せた最高のパフォーマンスにABEMAの解説・林陵平氏も「結果を出しましたね」と興奮。さらに試合を見守った視聴者も「三笘ガチナイス」「三笘トロサールのホットライン。これは大トロ！！」「最高の形」と次々に賛辞のコメントを綴った。
喜びを爆発させたのは、新指揮官も同様だった。デ・ゼルビ監督はゴールが決まると、小刻みに足をステップさせて移動しながらガッツポーズすると、続いて指を天に突き上げ、さらに次の瞬間、コーチと熱い抱擁を交わして、背中に回す手を何度もたたいていた。
あまりの興奮ぶりに視聴者も「デゼルビかわいい」「監督www」「喜び方のクセw」と反応。喜びを全身で表現する監督は早速、ファンにも受け入れられたようだった。
試合はそのまま3-3の同点でタイムアップ。勝利こそできなかったものの、ブライトンはビッグマッチで勝ち点1を獲得するなど、三笘の活躍も光る形で好調をキープしている。
（ABEMA／プレミアリーグ）
