様々な報道番組でコメンテーターを務めているモデルのトラウデン直美が1日のABEMA『NewsBAR橋下』にゲスト出演。日本の教育における不安を投げかけると、橋下徹氏は「消費税を上げてでも教育無償化を」と訴えた。
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トラウデンは日本の教育に対して、「生きていくスキルはどのくらい形成できるのか。教育格差があって、お金を出せない人はそれを得られないというのは大丈夫なことなのか」と疑問を呈する。
橋下氏は「教育費を無償にする、海外留学費を全部出そうと思った時にかかるのは5、6兆円で、これは消費税の2%だ。政治家が『日本の子どもは生まれてから大学まで教育費無料、海外の大学に行くのも無料。そこでの生活費を出すためにも消費税を2%上げたい』と言うなら、僕は3%でもいいと思う」との考えを示す。
サバンナの高橋茂雄は「お子さんがいる人、お子さんが学生ではない人などで意見が変わると思う。“消費税が上がる”というアレルギーでその政権は失脚するのではないか?」と指摘。
橋下氏は「成人になってからも“学び直し”ということで、海外の大学に行くための援助をする。子どもがいなくても、大人でももう一度チャンスがあるということで『消費税を上げます』と言う政治が出てくれば、負担はあるけれども若者に希望が出てくる」と応じた。
トラウデンは「政治にきれいごとが通用しないのはわかるが、奨学金で苦しんでいる世代もいる。その人たちも“自分にはもう関係ない”ではなくて、苦しい思いをしたからこそ賛同してもらえたらいいなと思う。日本を支えられる可能性が存分にあったとしても、その人をお金で殺してしまうのはもったいない」と切実な思いを語る。
橋下氏は「ここが格差の原因だと思う。うちはまだ恵まれているほうで、予備校にも通わせているし、私立にも行かせているけど、親の経済力の差で子どもの学習機会に差が出るのはかわいそうだ。教育は絶対無償化にしないと」と訴えた。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)