AKB48最年長になった柏木由紀が、31歳になって大変な思いを抱えつつ卒業しない理由を明かした。
10月19日(水)、テレビ朝日とABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『2分59秒』」最終回の#51が放送。「人間の集中力は3分しか持たない」という仮説のもと、4人のスピーカーが2分59秒でスピーチした。MCは千原ジュニア、日向坂46・佐々木久美。
31歳でAKB48現役最年長の柏木由紀は、「私がAKB48を卒業しない理由!」というスピーチを披露。「15歳から16年間やっていて、気づけば最年長に」とスピーチを切り出した。
柏木は「この年でアイドルをしていると、意外とたくさん、大変なことが出てくるんです」と説明。シンプルに体力がきつく、2時間のコンサートでは中盤から酸素ボンベを投入。「舞台袖に『柏木さん用』というボンベが置いてあります」「まわりが若いので、共感できる相手がいないのが辛いです」と明かした。また、ダンスの振りつけや歌詞の覚えが悪くなってきて、先生だけでなく後輩にも怒られるようになったそう。「昔はすぐに覚えられたんですけど」と悲しい変化を語った。
それでもアイドルを続けているのは、ファンから予想外の言葉をもらえているから。「同世代がアイドルとして頑張っていると応援したくなります」という言葉や、柏木の後輩を応援するファンからの「長く続けることで、応援している子も長くアイドルでいてくれるかもしれない」という言葉を受けて、柏木は限界までアイドルを続けていくと決めたという。
ジュニアは「楽屋での会話とかは?合わへんことがあったりとか」と他のメンバーとのジェネレーションギャップを心配。柏木は「なんとか、目の前にあるお弁当の話とか?」「目の前にあることでどうにか(笑)」と、話題選びにも苦労している様子だった。最年少メンバーを聞かれると「中学3年生?14とか」と語り、「その子が生まれた時に私がアイドル3年目くらい。進路相談乗ったりしてますね」「子供というか、娘」と“親心”まで持つように。それでも柏木は「AKB48で30歳までいた人が今まで居ないので、記録を伸ばしたいかな」と前を向いていた。