THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの武知海青がプロレスラーを熱演している、ABEMAオリジナルの連続ドラマ『覆面D』(土曜午後10時〜)。第3話では、ハオウ(武知)がなぜ覆面D(関口メンディー)にたてつくのか、その悲しすぎる理由と衝撃的過去が明かされる。
現代の高校生たちが直面している社会問題と、それに向き合い続ける教師を描く、鈴木おさむによる完全オリジナルストーリー。高校教師の大地大輔(関口)は、人生に早くも絶望するワケアリ生徒たちのために、正体を隠しながら覆面レスラーの覆面Dとしてリングに立つ。
ストイックに体を鍛えているハオウこと佐山のもとに、BBT社長で車いす生活を送る高田アキオ(高木三四郎)がやってくる。大輔が覆面レスラー・覆面Dになったのはハオウのお陰だと感謝する。なぜならば大輔に対して「才能がない」など佐山が挑発していたのは、大輔のやる気と闘争本能を焚きつけるためだったと指摘。これに佐山は「思ったことを言っただけ」と否定するも、どうやら図星のようだ。
高田も以前は「ハオウ」を名乗り、人気を誇るレスラーだった。その試合を幼少期の佐山は客席で観戦していた。場外乱闘になった際に、客席から避難しようとした佐山少年は被っていた帽子をリングサイドに落としてしまう。それを拾いに行こうとした瞬間、敵のレスラーが場外に向けてダイビングボディープレス!あわや大惨事と思われた次の瞬間、佐山少年を全身でかばうように守ったのは、初代ハオウこと高田だった。しかしその衝撃で高田は脊髄を損傷し、選手生命は終わってしまった。
佐山は高田と、高田が率いる団体BBTに恩義と宿罪の気持ちを抱いていた。だから高い身体能力と熱いハートを持つ大輔をあおる様に挑発し、覆面DをBBTの新たなるスター選手にしようと画策したのだ。しかも佐山は大輔が事件を起こした前任の学校の生徒であり、その事件のきっかけを生んだ複雑なキャラクター。佐山そしてハオウは今後、物語にどのような模様を描くのか?