恋をしようとしない「嘘つきオオカミちゃん」が女性側に1人以上、「嘘つきオオカミくん」が男性側に1人以上潜んでいるというルールのもと、10人の男女がデートや共同作業を通して“最高の恋”を叶えようと奮闘する姿を追いかけてきたABEMAオリジナル恋愛番組『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』。ついに10月30日（日）の放送をもって最終回を迎える。
【映像】いよいよ最終回『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』
ABEMA TIMESでは最終回のスタジオ収録を終えたばかりの、MC陣・横澤夏子、飯豊まりえ、滝沢カレンを直撃。収録中は衝撃の展開にスタジオでは号泣していた3人、そんな3人の共通した感想は「オオカミシリーズの最高傑作が生まれた」ということだった。
10人の恋の結末にMC陣は号泣「いろんな感情をもらった」
男女どちらにも“オオカミ”がいるというルールは、『オオカミ』シリーズ放送開始以来、史上初。厳しいルールにメンバーそれぞれが疑心暗鬼になりつつも、“恋をしよう”と序盤から積極的にコミュニケーションを図った。
オオカミシリーズ初回からMCを務めている横澤夏子は「今回は男女どちらにもオオカミがいたからなのか、はたまたメンバーの相性が良かったのか、早くから恋が動き出していましたよね。新ルールの存在があったからこそ、見応えがありました」と振り返った。
中間告白では三原羽衣（うい／20歳／女優・インフルエンサー）と中村榛（はる／18歳／モデル）、高鶴桃羽（ももは／19歳／バレリーナ）と大久保琉唯（るい／18歳／K-1ファイター）、新野尾七奈（なな／20歳／モデル）と能勢倫（のせりん／19歳／モデル）といった3組が成立。しかし様々な想いが交錯する中で、先行きが危ぶまれる場面も…。確かに男女どちらにも“オオカミ”が潜むことを考えれば、さまざまな心理が働くだろう。それゆえ、強固な関係性になかなか発展し難いのも無理はない。
また、視聴者が最も疑わしいと思った男性メンバー、女性メンバーそれぞれに一票ずつ投じる「オオカミ投票」を行い、男女合わせて最も票が投じられた1名が脱落するという番組ルールにより、リーダーを務めていた鈴々木響（ひびき／19歳／モデル・DJ）が第8話で脱落。ひびきといい雰囲気になりながら、引き裂かれる運命となった加藤栞（しおり／17歳／モデル）は、肩を震わせて涙を流した。
最年長メンバーの高橋璃央（りお／22歳／モデル・俳優）は、しおりに好意を抱きながらも「弱っているしおりにつけこむような真似はしたくない」と、相手の気持ちを最優先に考える姿勢を崩していない。一方、新音（にのん／17歳／女優・モデル）を含めた、うい、はるの三角関係は激化している。安定カップルとされている、久保琉唯（るい／18歳／K-1ファイター）と高鶴桃羽（ももは／19歳／バレリーナ）も、11話の最後にももはが送った不穏なLINEによりまだまだ安心できない状態が続いている。それぞれがどんな結末を迎えるか、注目が集まっている。
泣いても笑っても、いよいよ運命の最終告白だ。VTRを見守った滝沢カレンは、衝撃の展開に人目をはばからず嗚咽。「泣くつもりはなかったんですけど、心臓が痛くなるくらい泣いてしまいました。こんな経験は人生で初めてです」と明かした。
10人が紡いできたひと夏の恋物語の結末に涙を流した後、飯豊まりえは「いろんな感情をもらったけど、最高傑作が生まれましたよね…！」と力を込めた。横澤も滝沢も“シリーズ史上、最高傑作の誕生”に疑いの余地はない。それほどまでに“まさか”の展開が3人を待っていたのだ。
果たして、誰がオオカミで、誰の想いが身を結ぶのかー？ 最終回は10月30日（日）22時より放送。
テキスト・取材：中山洋平、撮影：藤木裕之
