最終告白の結果、るいと仲を深めてきたももはの正体は、“オオカミちゃん”だったことが判明した。最後のデートで、ももはは涙を必死にこらえながら、るいをバックハグ。恋をしようとしない“オオカミちゃん”という役割を背負いながらも、本気でるいを好きになってしまったももはの、苦しい胸の内が明らかになった。
ABEMAオリジナルシリーズ恋愛番組『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』の最終回となる第12話が、10月30日（日）よる10時から放送された。
「最後まで笑顔でいようと…」涙をこらえ、切なすぎるバックハグ
「私は今、るいのことが大好きです」。最終告白でももはは、るいへの想いを、そうはっきり告げ、彼に宛てた手紙にも「るいとの時間は私にとって、忘れられない初恋でした」と記した。彼女の正体は“オオカミちゃん”だったが、それらの言葉に嘘はなかったのだろう。最終告白の直前、るいは「太陽LINE」、ももはは「月LINE」を、それぞれ互いに送り合っていた。るいの「太陽LINE」デートの舞台は遊園地。アトラクションを楽しむ2人の顔には、無邪気な笑顔が弾けていた。遊園地を後にした2人は、海や街並みを一望できる、見晴らしの良いスポットへ。そこでももはは「ここからがももはの月LINE。伝えたいことがあるんだ」と切り出した。しかし、ももはは今にも泣きそうな顔をしており、るいは「泣きそうだよ」と心配そうな様子。それでも、ももはは「ちょっとね、さすがに泣きすぎだから。最後はハッピーエンドで終わるつもりだし。もう泣きません」と、明るく振る舞った。
そして、いよいよデートの終わりが近づく中、ももはが目をつぶって5秒数えるよう、るいにお願いした。るいが声に出して5秒数えると、0のところでももはは、るいをバックハグ。突然のことに驚き、るいが「どした？」と尋ねても、ももはは何も答えることなく、るいの背中にギュッと抱き着き、微笑みを浮かべたままだ。るいが「かわいい」とポツリとつぶやくと、ももはは「ちょっとやってみたかっただけ」とはぐらかし、続けて「あっち見てて。ちょっとこのままでいる」と口にした。
そしてももはは、こぼれ落ちる涙をるいに見られないよう、必死に後ろを向きながら「最後も風船受け取って、一緒に歩いていきたいよっていうことを、伝えたかった」と、決して叶うことのない願いを吐露。振り向いたるいが「何で泣いてるの？」と尋ねると、ももはは「さっき目痛かったから」とごまかし、懸命に笑顔を作った。その後、2人並んで景色を眺めながら、ももはが「るいと一緒にいる時間が一番楽しい」と想いを伝えると、るいも「一緒」と同調。もし2人が“オオカミ”ではなかったら、最終告白前に気持ちを確かめ合う、幸せな時間になっていたはずだ。しかし、この時ももはの心は、悲鳴を上げていたに違いない。横をむき、こっそり涙を拭った、ももは。そして、るいが「こんなとこ、もう一生来ない気がする」と言うと、ももははすかさず「一生？また来ようよ、一緒に」と返し、明るく笑って見せたのだった。
最終告白後のインタビューで、ももはは涙をボロボロこぼしながら「るいの前では最後まで、笑顔でいようって決めていました」と、胸に秘めてきた覚悟を告白。続けて「こんな好きになると思っていなかったし、るいは私にとって、誰よりも強くて優しくて、一番大事な人でした」と、るいがいかに大切な存在だったかを、嘘偽りのない言葉で、切々と語ったのだった。
『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』とは
本番組は、ABEMAオリジナル恋愛番組『オオカミ』シリーズの最新作。恋をしようとしない「“嘘つき”オオカミちゃん」が女性側に1人以上、「“嘘つき”オオカミくん」が男性側に1人以上潜んでいるというルールのもと、10人の男女がデートや共同作業を通して、 “最高の恋”を叶えようと奮闘する姿を追いかけていく。なお、男女どちらにも“オオカミ”がいるシーズンは『オオカミ』シリーズ放送開始以来、史上初となる。最終回のスタジオMCは、横澤夏子、飯豊まりえ、滝沢カレンが務め、恋の行方を見守った。
女性メンバーは、加藤栞（しおり／17歳／モデル）、新野尾七奈（なな／20歳／モデル）、高鶴桃羽（ももは／19歳／バレリーナ）、新音（にのん／17歳／女優・モデル）、三原羽衣（うい／20歳／女優・インフルエンサー）。男性メンバーは、大久保琉唯（るい／18歳／K-1ファイター）、鈴々木響（ひびき／19歳／モデル・DJ）、高橋璃央（りお／22歳／モデル・俳優）、中村榛（はる／18歳／モデル）、能勢倫（のせりん／19歳／モデル）。
ABEMAプレミアムではオオカミだった2人の苦悩や葛藤に迫った映像を配信中。
