『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの碇シンジ役などで知られる、声優の緒方恵美が10月31日、自身のTwitterを更新。およそ20年前の「辛かった」仕事を明かした。
【映像】「当時の我々の扱われ方は酷かった」緒方恵美が感じたテレビの変化
1992年に『幽☆遊☆白書』の蔵馬役で声優デビューし、今年、30周年を迎えた緒方。31日に投稿したTwitterでは、2000年前後から急増した声優のテレビ出演について触れ、「TVに出るのが辛かった(今は大丈夫!)。当時の我々の扱われ方は酷かった。でもそれより嫌だったのは、ファンのみんなを下に見る目線だった。なめんなこのやろう、と拳握ってた。いつも。」と当時を振り返った。
続けて、「オタクに囲まれててどうですかとか、オタクって云々…そんな話を目の前で展開されるたびに、テーブル下でシンジみたいに拳を握ったり開いたりしてた」と、怒りを覚えたことを綴った。
現在は、その風潮もなくなってきたそうで、「月日がたち、再びTV出演依頼が激増した昨今。様相はだいぶ変わった。それは番組制作スタッフさんや出演タレントのみなさんの中に、アニメが好き、好きだったという人が増えたから。好き、が、世界を回す。これは確かなのだ。」と締めくくっている。
この投稿にファンからは、「オタクマジで肩身狭かった」「好きなものを好きと遠慮なく言える。そんな世界がいいです」「テレビで声優さんに触れる機会が増えた事、うれしく思います」など、様々なコメントが寄せられている。(『ABEMA NEWS』より)
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