【プレミアリーグ】チェルシー0-1アーセナル(日本時間11月6日/スタンフォード・ブリッジ)
FIFAワールドカップカタール2022に向けたメンバー発表を控え、ブラジル代表候補者たちがプレミアリーグの舞台で好パフォーマンスを見せた。目の覚めるような個人技で突破を図るFWジェズス。それを熟練の技でブロックしたDFチアゴ・シウヴァ。ハイレベルな争いに「すごいなブラジル代表対決」と視聴者が興奮する一幕があった。
注目のシーンは、チェルシーとアーセナルによるビッグロンドン・ダービーで起こった。20分、相手陣内左サイドでボールを奪ったジェズスは、そのまま単騎突破を仕掛ける。得意のドリブルでスルスルと持ち運びボックス内に侵入。左に行くと見せかけて、右への切り返しから右足を振り抜いた。
しかしここはチアゴ・シウヴァの方が一枚上手だった。ジェズスのキックフェイントに対して冷静に対応。最後まで滑り込まずにジェズスを追い詰めると、最後は体を投げ出してこのシュートをブロックした。
息を呑む一進一退の攻防。林陵平氏は「いい突破だったんですけど、チアゴ・シウヴァの対応ですよね。キックフェイントにブレないで足出せますからね。素晴らしい対応でした。普通のディフェンダーであれば1個目のキックフェイントでシュートブロックに入ってしまうんですけど、少し我慢しましたよね」と、ジェズスの突破とチアゴ・シウヴァの熟練の技による駆け引きを解説した。。
このプレーにABEMAの視聴者も反応。「ジェズスもうまかったなー」「いいドリブルだった」と攻撃側のジェズスのプレーを称える声や「ブロックうめー」「チアゴ・シウヴァさすがやな」と守備側のチアゴ・シウヴァへの賛辞が溢れた。
なお、ブラジル代表は現地時間7日にメンバー発表を実施。今季好調のジェズスとセレソンのバックラインを支えるチアゴ・シウヴァがカタールの地で共演となるかに注目だ。
(ABEMA/プレミアリーグ)