佐藤健が一生に一度の挑戦として、ニューヨークを拠点とする世界的フォトグラファーのマリオ・ソレンティと、パリを舞台にコラボレーション。ユニバーサルな写真作品を記録した初のアートブック「Beyond」が、11月14日(月)12時より受注開始される。
(c)Mario Sorrenti c/o Art Partner
Bourse de Commerce - Pinault Collection, Paris, 2022
©(c)Tadao Ando Architect & Associates, Niney et Marca Architectes, agence Pierre-Antoine Gatier
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通常の写真集とは異なるアートブックとして、今回のプロジェクトは「ただ写真を撮ってもらうのではなく、ネットやインスタなどで一時的に消費されてしまうものとは全く違う写真を第一線で生み出し続けているマリオ・ソレンティとのコラボレーションとして、今後に残るアートとしての作品をこの機会に全力で生み出したい」との考えのもと挑んでいる。
超多忙な両者が2022年9月のたった2日だけパリに集うことができたセッションは、早朝から午前0時を回るまで、マリオ・ソレンティのエモーションにこれまで自身を培ってきたすべてをもって一歩も引くことなく佐藤健が応え続け、互いのクリエイティブが繋がり合う現場となった。
コロナ禍の撮影でありながら、コラボレーションの相手にあえて海外のフォトグラファーを迎えた理由は、佐藤健がその圧倒的な建築をリスペクトする世界的建築家の安藤忠雄との取材を通した対談で、「この先、人口が増えて環境が侵食され、異常気象による巨大災害が頻発するなど困難な時代がきたとき、国境を超えた人々の心がひとつになれるように、“地球で共に生きている”という意識を、分野を超えたテーマとして、俳優という職業を通じて世界へ発信していってほしい」という言葉を託されたことがひとつのきっかけだ。
撮影の地をパリとしたのも、安藤忠雄の長年の挑戦が成就した現代美術館「ブルス・ドゥ・コメルス」の空間とのコラボレーションを、佐藤健が望んだことにある。一方で、佐藤健の2023年のトラベローグ・カレンダーはタイトルを「Origin」とし、自身もまた圧倒的であることを諦めることなく挑んだ「Beyond」のまさに“原点”として、安藤建築に初めて触れた瀬戸内・直島を再訪している。
アートブックのデザインは、台北を拠点に国際的に注目を集めるアジアを代表するアートディレクター、アーロン・ニエ(聶永真)に依頼。以前から「世界に向けて、まずはアジアで火がつく日本発のドラマを作ることが、明快な目標」と語る佐藤健のアジアへの意識が投影されている。
デジタルが表現の最前線にあり続ける今の時代に、写真というフィジカルなアートとユニバーサルなクリエイティブが、佐藤健の現在、分野や世界、過去や未来…あらゆる枠を「超えて」、共に次の時代を圧倒的に生きようとしている人の心もまた、ひとつにすることを願って。
佐藤健コメント
(c)Mario Sorrenti c/o Art Partner
「初日にマリオから一発目のシチュエーションでの写真を見せてもらった段階で、“この人にすべてを任せたい”と思えました。そこには今まで撮ってもらってきたどんな表現とも違うオーラのようなものが感じられて、本気でぶつかっていきたいなと。結果、僕としては悔いが残らないほど出し切ったつもりだし、マリオの人間力とカメラの前ではどんどん内面や自分をさらけ出していきたくなる感覚もあって、実際にこれまでにはない自分が引き出された写真を残してもらったと感謝しています。そういう意味で今回の『Beyond』は、過去の自分の写真集とは別のもので初めてアートとしての写真に挑んだ作品集であり、同時にマリオの作品集でもある。これまでの写真集や自分の作品はあまり目につく場所には置いていないんですが、今回のアートブックは家のリビングに置いておきたいものになる気がしています」
マリオ コメント
「Takeruはとても親しみやすい人です。そして彼はあるすごい資質を持っていて、その瞬間瞬間、(実際よりも)若く見えるのかそれとも年上に見えるのかわからなくなるのです。変幻自在、というか。一人の人間の中でこの2つの強い個性が同居している様子を見るのは、とても面白かったですね。彼はとても直感的で、かつとても繊細で、『多くの詩人やアーティストにとってのヒーローで、彼らにインスピレーションを与えたアルチュール・ランボー風のキャラクターを、Takeruに演じてもらえたら』という私の中のファンタジーや、私たちがこの写真で叶えたいと思っていたことを非常によく理解していたと感じました。そしてそれらのイメージを作り上げていくためにとてもオープンで、寛大に撮影に臨んでくれました」
11月14日(月)12:00から予約受付開始
アートブック「Beyond」は「Co-LaVo Official Shop」にて、2022年11月14日(月)12:00から予約が開始。
<第一次受付期間>
2022年11月14日(月)12:00〜2022年12月13日(火)23:59
この期間にご予約頂いた方の中から抽選で20名様に、佐藤健が直筆でお客様のお名前とサインを入れた商品をお届けします。商品は5月末から順次発送予定。
<第二次受付期間>
2022年12月20日(火)12:00〜2023年1月31日(火)23:59
商品は6月末から順次発送予定。
(※サイトにアクセスが集中して繋がりづらい場合でも、先着順ではなく、それぞれの期間内であれば申込み可能。また、商品の発送は予定している時期から変更になる可能性があります。)
また「Beyond」の“原点”として、安藤建築に初めて触れた香川県の直島と高松、瀬戸内の2つの舞台を旅した“TRAVELOGUE CALENDAR”(トラベローグ・カレンダー)「Origin」が、「Beyond」の発売を記念して再販されることが決定した。
さらに「週末のひととき ゆっくりとアートを楽しむ」をコンセプトにしたポップアップショップ『WEEKEND with Satoh Takeru at Isetan Shinjuku』で、販売開始後すぐに完売となったオリジナルグッズ『WEEKEND with Satoh Takeru Tote Bag』などの商品も再販が決定。
どちらの商品も「Co-LaVo Official Shop」にて11月14日(月)12:00から発売が開始される。(※受注販売ではなく、商品がなくなり次第販売終了)
Co-LaVo Official Shop:https://colavoshop.jp/
Co-LaVo Shop公式Twitter:@colavo_officialshop
商品概要
アートブック「Beyond」¥20,000(税込)
ページ:表紙・裏表紙+96ページ(仮)
サイズ:H348㎜×W257㎜
※ページ数、サイズは予告なく変更となる可能性があります。