13日に行われた「J1参入プレーオフ決定戦」で、J116位だった京都サンガが、J2のロアッソ熊本を破りJ1残留を決めた。惜しくもJ1初昇格を逃したロアッソ熊本には、勝利を願う誰よりも元気なサポーターがついていた。
「J1へ あと1つ!」。J2のロアッソ熊本に熱いエールを送るのは大山ヤヨイさん、91歳。10月からJ1参入へのプレーオフが始まると、大山さんの娘(daisukimonchanさん/@happyhappyyuu)が投稿するTwitterには「91歳 J1へ続く道頑張ってます!」と、坂道をしっかりと歩いてスタジアムに向かう姿が。
また、昇格目前となった1つ前の試合では「来年も元気で応援するそうです。J1でね」など、毎回粋なメッセージを投稿。選手からもフォローされるなど、多くのサッカーファンから注目を集めている。
娘によると、大山さんが日頃「頭がいたーい 具合がわるーい」というときに、見逃し配信で試合を見せると、いつのまにか回復しているという。サッカー観戦を誘ったときにはこんなにハマるとは思っていなかったそうで「何よりの特効薬になっています!」と話している。
さらに、観戦だけでなく、スタジアムで働く人とのコミュニケーションや、サポーターとご飯を食べたりおしゃべりすることも大山さんの楽しみのひとつだそうで、13日に行われた「勝てばJ1昇格」という試合は、大山さんも熊本のパブリックビューイングで参戦していた。
結果はドローで、惜しくもロアッソ熊本のJ1昇格とはならなかったものの、大山さんは「勝っても負けても、一生懸命戦う選手を見て元気を貰える! 生きがい!」と話している。(『ABEMA Morning』より)