2.5次元界のスターを発掘するオーディションに参加し、上位を走り続けてきた中原弘貴が、3人1組で行われた中間審査で、台詞を失念。すると同じグループの赤羽流河も、中原につられる形で台詞が飛んでしまい、大きな失敗を招く事態となった。
サバイバルオーディション番組『主役の椅子はオレの椅子 シーズン2』#8が、11月17日（木）夜11時から放送された。
『主役の椅子はオレの椅子 シーズン2』とは
『主役の椅子はオレの椅子 シーズン2』は、2.5次元界のスターとなる新たなエンタメ舞台の主役5人を選ぶ、サバイバルオーディション番組。オーディションは、2.5次元ミュージカルを数多く手掛けるネルケプランニングを中心に、講談社、キングレコード、ABEMAの4社によって開催され、演出家の植木豪が総合プロデューサーを務める。
オーディションを勝ち抜いた5人の若手俳優は、新たな2.5次元俳優ユニットとして活動。選ばれた5人をオリジナルキャラクターとする、舞台、コミックス、音楽、映像など、メディアミックス作品として世に送り出される。審査の種目はダンス、ラップ、アクロバット、歌唱、芝居など多岐にわたり、各種目の特別講師が課題を与えて審査を行い、毎回トップ5を発表。種目別審査の結果が加味され、最終審査に合格した5人が主役の座を手にする。
本番組のオーディションに参加するのは、赤羽流河、今井俊斗、打越漣、小椋涼介、小黒直樹、熊谷晟那、弦間哲心、佐藤たかみち、高橋聖那、千葉彗太、中原弘貴、秦 健豪、古田伊吹、Lil Noah、Rayshyの15人。スタジオでは、シーズン1に引き、歌舞伎俳優・尾上松也がMCを担当し、第8話は俳優の和田琢磨をゲストに迎えた。
重要な中間審査でまさかの大失敗
序盤に行われた4つの審査で首位を独占し、総合ランキング1位に君臨し続ける中原。今回行われた中間審査は、芝居、ラップ、アクションの要素がすべて詰まった、ハイレベルな内容となっていたが、本番前のインタビューで中原は「こういう芝居と楽曲とアクションとか混じったものは、何度か経験あるので」と話し、他の候補生に比べ、自信があるように見受けられた。
だが、迎えた審査本番、ラップに乗せて台詞を言う場面で、中原に異変が起こった。台詞が出て来ず、思わず苦い表情を浮かべる中原。そのミスは、続いてラップを披露する予定だった、赤羽にも連鎖した。気まずい雰囲気が充満する中、秦だけは2人につられることなくラップパートをやり終え、何とか最後まで完走。演技終了後、講師および審査員を務めた脚本家・演出家・ナレーターの亀田真二郎から「ラップが出てこなかったのは…」と声をかけられると、中原は「自分は完全に飛んでしまいました」と正直に告白。赤羽も「僕も飛んでしまいました」と悔しそうに口にした。なお今回の審査には、本プロジェクトを担う4社のうち、3社の担当者が同席。かつてないほどの緊張感が張り詰めた会場の雰囲気に、中原と赤羽は飲み込まれてしまったのだろう。
その後、結果発表が行われたが、トップ5の中に、中原と赤羽の名前はなかった。1位に輝いたのは、上位常連の小黒直樹。作品に対する向き合い方や、役の理解度に加え、多くの候補生が苦戦したラップを失敗なくやり遂げた点が高く評価され、初の首位獲得となった。2位には、中原、赤羽と同じグループだった秦がランクイン。3位はLil Noah、4位は熊谷晟那、そして5位は今回特別に2人おり、佐藤たかみち&千葉彗太という順位になった。
次回は第2章となる、合宿編がスタート！予告映像には、熱く激しく、俳優魂をぶつけ合う候補生たちの姿が…。『主役の椅子はオレの椅子 シーズン2』#9は、11月24日（木）夜11時から放送される。
