映画『窓辺にて』の公開御礼舞台あいさつが17日、都内で行われ、主演を務めた稲垣吾郎(48)、女優の中村ゆり(40)らが出席。稲垣が、映画を見た香取慎吾(45)から指摘されるほど素が出ていたシーンについて語った。
この映画は、稲垣演じる、フリーライター・市川茂巳が中村演じる妻で編集者の紗衣の浮気を指摘できずにいる心情を描いたラブストーリー。
稲垣「僕の演じた市川茂巳という役がちょっと変わっているというか、あまりみなさんに共感してもらえるような役ではないのかもしれないんですけれども、そんな役でも僕が演じることによって感情移入して見ていただけるのかなと。そういった感想もいただけましたし、今泉監督の作品と僕・稲垣吾郎との相性というものがとても良いぞと言ってくださる映画ファンの方もいてくださったりして、本当に嬉しいです」
今回、市川茂巳を演じる中で、自身と多くの共通点があったという稲垣。長年活動をともにする香取からは、自分でも気づかなかった部分を指摘されたという。
「こないだちょうど僕がお休みしちゃって、ABEMAの番組でゆりさんに出演して頂いたときに、パフェのシーンが流れたんですね。あの時に僕がパフェを押さええながらしゃべっていたんですけど、それを香取慎吾くんが指摘してくれて、「あれ吾郎ちゃんじゃん」って。それを僕は全く覚えていなくて。そういうのが自然に出ちゃうほど、素の自分というか…本当に演じていないのかもしれないですね(笑)」
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