ワールドカップ開催国のカタールが世界一を目指すべく、選手育成アカデミーに年間50億円を費やしていると紹介され、その“ガチすぎる”プロジェクトに視聴者から「正直カタールガチで強いと思う」「オイルマネーハンパないな」と、驚きの声が続々と挙がっている。今大会のオープニングゲームの前に、ABEMAではゲストを招いた特別番組が放送され、カタールの選手育成機関が取り上げられた。
2004年から国を上げて選手の育成に力を入れてきた通称「アスパイアアカデミー」は、年間50億円をかけて10代の若手選手を最高の環境で育成する機関。元オーストラリア代表のケーヒルや元スペイン代表のシャビといったスター選手を招へいし、徹底的に強化を図ってきたという。
コメント欄には「まるでブルーロック」といった投稿もあり、世界一のストライカーを育成する人気サッカー漫画を本当に再現したかのような取り組みにABEMAの視聴者は驚いた様子だった。
その一大プロジェクトは、母国開催となる今大会で一つの集大成を迎える。代表メンバーは26人中18人がアカデミー出身選手。注目は、ストライカーのアルモエズ・アリ。爆発的なスピードを武器に、前回のアジアカップでは大会記録を更新する9ゴールを挙げて得点王に輝いている。
特別ゲストとして特別番組に参加したABEMA FIFAワールドカップ サポーターイレブンのLiSAは「こんなにも力を入れていたらカタールのみなさん嬉しいでしょうね」とコメント。ABEMA・テレビ朝日 FIFAワールドカップキャスターの矢部浩之は「2019年にアジアカップで日本は負けている。カタールの選手は身体能力が高いですが、育成で技術とか色々学び出したら本当に怖いチームになりますよね」と続けた。
ABEMA公式アナウンサーの貴島明日香が「開催国ということでホームの力もあるかもしれません」と話していたように、大規模な国家プロジェクトに国民の大きな期待を受ける選手たちはこの大会、否が応でも気合いが入りまくっているはず。そんな壮大なプロジェクトは今大会でどんな一つの結末を迎えるのだろうか。カタールが進む道に世界中から視線が集まる。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)