【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループC】アルゼンチン2-0メキシコ(日本時間11月27日/ルサイル スタジアム)
メキシコ代表はツイていた。アルゼンチンとの一戦でレッドカードでもおかしくないようなプレーが飛び出した。カウンターを阻止しようとしたメキシコDFの危険なタックルに、解説の中山雅史氏も思わず「いやぁ…激しいですねぇ…」と声を漏らした。
【映像】あわやレッドカード…メキシコDFの足裏タックル
0-0で迎えたアルゼンチン対メキシコは22分、アルゼンチン代表FWメッシがメキシコからボール奪取を狙う。するとボールはセンターサークル内でイーブンな状態になったのだが、メキシコ代表DFアラウホからスライディングタックルを受けたアルゼンチン代表DFアクーニャがピッチに倒れた。
リプレイ映像で見てみると、アラウホの足裏がアクーニャの右足を直撃。このプレーでイエローカードが提示されたアラウホとしてはカウンターの阻止に必死だったのだろうが、一発退場でもおかしくないこのプレーに、ABEMA視聴者からは「サイコクラッシャー」「ガッツリ足裏」という投稿が並んだ。
結局アクーニャに怪我はなく、ゆっくりとした足取りで自身のポジションに戻っていった。解説の中山氏は、ここまでの展開について「ボールを長く保持するとそれだけ相手も厳しいプレーで止めに来ている」と分析し、「球離れを早くしたいけれども、そういうところに味方のサポートがないのかもしれない」と指摘した。
前半途中で退場者を出していたらメキシコ代表はさらに厳しい展開となっていただろう。主審によってはカードの色が変わっていた可能性があり、アラウホは判定に救われた形となった。
(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)