ヒット番組連発の佐久間宣行、テレ東のおかげでついた企画力「スターは2、3周回らないと出てくれない」
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 元テレビ東京の名物プロデューサー・佐久間宣行がテレ東時代を振り返りながら、坂上忍から「どうやったら番組を当てられる?」という質問に回答。「スターは2、3周回らないと出てくれない」という、テレ東のちょっと切ないキャスティング事情を明かした。

【映像】佐久間宣行&坂上忍が枕営業について語る

 11月30日(水)、ABEMAにて坂上忍がMCを務める番組『デマ投稿を許さない』が放送。同番組は坂上がSNSのタブーに斬り込み、議論の嵐を呼ぶ禁断のトークバラエティ。ネット上で本当か嘘かわからない噂を広められたゲストを招き真相を直撃、坂上がデマ投稿にNOを突きつける。企画・構成は鈴木おさむ氏。

 今回のゲストは、元テレビ東京の名物プロデューサー・佐久間宣行。『TVチャンピオン』『ゴッドタン』など数々の番組を手掛けたほか、テレ東時代に史上初めて現役テレビ局員として『オールナイトニッポン0(ZERO)』のパーソナリティを務めたことも。

 数々のヒット番組を手掛けてきた佐久間に、坂上はどうしても聞きたかったことが。坂上は「どうやったら番組を当てられる?」と興味津々。

 佐久間は「お笑いの場合は『この人がやってない魅力はなんだろう』って考えることが多いです」と切り出し、関西ローカルで躍動していた千鳥に目をつけたきっかけを告白。「千鳥は冠番組を持てて2人ともボケもツッコミもできる。みんな知らないからそれで作ろう…とか」と明かした。また、オードリーのトーク番組を始めたのも、「若林がこんなに人の話を聞けるって多分誰も知らないから始めよう…とか」と新たな魅力の発掘が鍵になったと語り、坂上は「ある意味、隙間?」と佐久間の着眼点を面白がった。

 着眼点の大事さに気づいたのは「テレビ東京にいたから」という佐久間。「テレビ東京はメジャー局がやることを予算的にできない」「その人がやってないことを考える癖がついた」と振り返った。

 ちなみに、テレ東時代はメジャーな他局に比べ、キャスティングもすんなりいかなかったとのこと。佐久間は「スターは2、3周回ってからじゃないと出てくれないので(笑)」「今は多少変わってきてますけど」と、ちょっぴり軽く見られていた過去を笑い話にしていた。

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