MCの有田がゲスト渡部建(アンジャッシュ)と現在のお笑いスタイルを確立させるに至った『千歳烏山軍団』時代のハードな遊びを振り返った。
【映像】渡部、復帰を決意した理由、有田と過ごした若手時代を語る
12月2日(金)よる9時より、ABEMAにてオリジナルバラエティ番組『有田哲平の引退TV』#2が配信。
同番組は“引退”を決意したくりぃむしちゅー・有田哲平による異色のオリジナルバラエティ番組。「きわめて近い将来引退をします」という有田の“引退宣言”から幕を開けた本番組では、有田が共に一線を退くべきではないかと考える芸能人に引退勧告を行っていく。有田と共にMCを務めるのはフワちゃん。なお数々のヒット番組を手掛けてきたディレクター・名城ラリータ氏が総合演出を務める。
渡部とは28年来の仲であることを明かし、山崎弘也(アンタッチャブル)やさがね正裕(X-GUN)等と共に千歳烏山軍団を結成し毎日共に遊び回っていた過去を語った有田。「不祥事を起こした時『烏山がいけなかったかな』と思ったもん」と反省した表情を見せ「頑張って何かを探してたじゃん」と当時を振り返った。
有田にならって当時のことを回想し、合コンで有田がゲーム禁止令を出していたことを想い出す渡部。有田は「基本お喋りで盛り上げて有田さんイイ、渡部さんイイってなったら、それはお笑い芸人として勝ち取ったんだっていうイズムがあった」と当時を懐かしんだ。それに対し「あれはまさにひな壇トークなんですよね」と解釈を述べる渡部。
「そうだね、ポジショントークだね」と頷く有田に「『しゃべくり007』のひな壇での展開力。あれはまさに合コンであんな感じでした」と思い起こし「あと、1個のことを絶対諦めない。1個のテーマで絶対やろうとする。あれは烏山合コンスタイルで、この展開ないと思ったら(普通は)次を探すのに、有田さんはそこで絶対打開する。『脱力タイムズ』とかも全部そうですよね」と有田のお笑いスタイルを分析した。
それを聞いて「俺もあの時にけっこう形成されてるんだよね、きっと」と笑う有田。「ザキヤマが若手捕まえてイジり倒してるのもそうじゃんか?しつこいのもね」と山崎にも千歳烏山イズムが色濃く残っていると、渡部と笑い合った。
そして当時を振り返って「懐かしいですね」と口にする渡部。「だから、あの時に良いものもたくさん学んだけど、悪いのもいっぱい学んだのかなと思うよね」と責任を感じる有田に「いやいや、あれは『お笑い虎の穴』だと思いますよ」と当時を懐かしみ目を細めた。
本編では渡部が復帰を決めた理由、有田が考える引退して一般人になった時のプラン、そして最後には渡部がいよいよ引退への答えを下す。続きはABEMAにて配信中だ。
次回第3回は、さらば青春の光・森田哲矢にAマッソ・加納愛子が引退勧告。有田からの「言伝を預かっている」と言い「引退しませんか?」と森田に迫る加納、パニックに陥る森田は果たして引退を受け入れるのか。