【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループG】セルビア2-3スイス(日本時間12月3日/スタジアム 974)
スイスが3大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。一方、“ピクシー”ことドラガン・ストイコビッチ監督が率いるセルビアのワールドカップが幕を閉じた。
序盤からセルビア優勢で進んでいたが、スイスは前半23分にジェルダン・シャキリ(シカゴ・ファイアー/アメリカ)の左足一発で先制点。しかし前半25分にはセルビア、アレクサンダル・ミトロビッチ(フラム/イングランド)のヘディングで同点に追いついた。さらに34分、セルビアは3試合目で初先発となったドゥシャン・ブラホビッチ(ユベントス/イタリア)が期待に応え、左足を振り抜き逆転に成功した。このままセルビア1点リードで前半が終わるかと思いきや、終了間際にスイスのブレール・エンボロ(モナコ/フランス)が右からのクロスに合わせて、同点。激しい打ち合いとなった。
後半になると開始早々、スイスがレモ・フロイラー(ノッティンガム・フォレスト)の左足一発で逆転に成功。後がないセルビアは積極的に仕掛けにいくも、得点が奪えずにグループステージ敗退が決定。試合終了間際には両チームの選手がもみ合いになるなど、荒れた展開にもなった。
グループGはスイスとブラジルが決勝トーナメント進出。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)