書いた直後に同点弾も 強豪国撃破の日本代表・森保一監督が書くメモが海外で「恐怖のノート」だと話題に
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【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループE】日本2-1スペイン(日本時間12月2日/ハリーファ国際スタジアム)

 あそこには何が書かれているのか。各国のサッカーメディア、ファンからも急激に注目されているのが日本代表・森保一監督のメモだ。練習、試合、さらには記者会見と時間や場所を問わず、何か思い当たることがあれば、すぐにペンを取り出して何やら書いている。ドイツ代表、スペイン代表と強豪国2チームを撃破したことで、海外からはついに「DEATH NOTE(デスノート)」として、話題になり始めた。

【映像】メモを書き始める森保一監督(前半1分30秒ごろ~)

 森保監督がメモを取ることはサッカーファンには有名で、その内容としては試合中であれば、試合の流れや事象が起きた時間帯をさっと書く。やたらと書きまくるわけではなく、ポイントを絞って2つ、3つ。前半であれば、これをハーフタイム中にコーチや選手と共有し、その後の戦いに活かすという。

 ところが海外では、次々とジャイアントキリングを果たす日本代表の活躍ぶりを見て、森保監督のメモに名前が書かれたチームが敗退するのでは、というジョークで盛り上がり始めた。例えられたのが「DEATH NOTE」。週刊少年ジャンプ(集英社)で連載された漫画で、後にアニメ、ドラマ、映画にもなった人気作だ。死神に渡された「デスノート」を使って犯罪者を抹殺し、理想の世界を目指そうとする主人公と、それを止めようとする者たちというストーリーだ。

 作品中では、抹殺の仕方もその通りになるというものだが、まさに現実に起きたように見えるシーンが、スペイン代表戦で起きた。前半、圧倒的にボールを持たれ、先制点も奪われた日本代表だったが、森保監督は後半から堂安律三笘薫といった攻撃的な選手を入れて勝負に出た。後半開始のホイッスルが鳴ってしばらくすると、まずはペンを取り出し、その後に例のノートになにやら書き始めた。すると約30秒後、堂安が左足で豪快なミドルを決めて同点に追いついた。もちろん偶然だろうが、それにしてもタイミングがよすぎる。ファンが漫画に例えるのも無理はない。

 日本時間6日午前0時から初のベスト8進出をかけて、クロアチア代表と戦う日本代表。日本中の期待が集まる一戦で、そのメモには何が書かれるか。
ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)

【映像】メモを書き始める森保一監督(前半1分30秒ごろ~)