この勝利をペレに!がん闘病中の“王様”にブラジル代表が贈る勝利と横断幕
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【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント1回戦】ブラジル4-1韓国(日本時間12月6日/スタジアム 974)

 優勝候補筆頭でFIFAランキング1位のブラジルが、韓国代表を一蹴した。前半だけで4ゴールを奪い試合の行方を決定的にすると、後半こそ1点を取り返された危なげなく逃げ切り勝ち。グループリーグで右足首を痛めていたエース・ネイマールも復帰し、PKで1点を挙げた。ブラジル代表としては歴代2位になる76ゴール目だが、1位(77ゴール)は“王様”と称されるペレ。試合後、選手たちがこのペレに向けて横断幕を掲げるシーンがあった。

【映像】試合後に掲げられたペレの横断幕

 サッカー王国ブラジルの“王様”と呼ばれるペレは、伝説に残るような数々の名ゴールを生んだレジェンド。82歳になった今は、腸がんの治療のために入院している。このペレを元気づけようと、ブラジル代表の選手たちが快勝のあとに横断幕を掲げることになった。

 病床のペレも快勝と横断幕に喜んだだろうが、やはり望んでいるのは20年ぶりとなる優勝。メンバーには故障者も出てはいるが、それでも韓国相手に完璧な試合ができるのは、やはり優勝候補の筆頭。頂点まであと3試合。ネイマールを筆頭に、どんなパフォーマンスをペレのもとへ届けるか。
ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)

【映像】選手に向かって叫ぶ森保一監督